2020/06/17
自転車屋の生き物歳時記 オオスズメバチ
6月17日
水曜日
自転車屋の生き物歳時記
オオスズメバチ
昨日
お店の前で
オオスズメバチが飛んでいるのを見た。
こんな奴が
お店に入ってくると
厄介やなと思って
しばらく見ていたが
入って来ずに離れて行ってくれた。
オオスズメバチ
(大雀蜂、学名:Vespa mandarinia)は、
ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科
スズメバチ属の昆虫の一種。
オオスズメバチは、
日本全国および、インドから東南アジア、
東アジアにかけて広く分布する。
日本では北海道から九州に分布しており、
南限は屋久島、種子島近辺である。
2019年には
アメリカ合衆国ワシントン州でも確認された。
体長は女王バチが40-55mm、働きバチが27-40mm、
雄バチが 27-45mm。
頭部はオレンジ色、胸部は黒色、
腹部は黄色と黒色の縞模様で、羽は茶色。
雄バチは毒針(産卵管)を持たない。
以前は
標準和名としてオオスズメバチのほか、
単にスズメバチを用いることも多かった。
木の根元などの土中、樹洞、人家の床下、
屋根裏などの閉鎖空間に巣を作る。
巣は、枯れ木などから集めた繊維を
唾液のタンパク質で和紙のように固めて
六角形の管を作り、
この管が多数集まった巣盤を数段連ねる。
日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒を持ち、
かつ攻撃性も高い非常に危険な種である。
オオスズメバチ日本亜種が持っている
毒の半数致死量 (LD50) は4.1mg/kgである。
毒液中にはアルコールの一種からなる
警報フェロモンが含まれており、
巣の危機を仲間に伝える役割も果たしている。
本種は毒針のほか、
強力な大顎で相手を噛むことで捕食対象を攻撃する。
時速約40kmで飛翔し、
狩りをする時は1日につき約100kmもの距離を移動できる。
夏季に幼虫に与えられる餌は幅広く、
コガネムシやゴミムシなどの小、中型甲虫類、
他種のハチ、カメムシなどの半翅目、
ガやチョウなどの鱗翅目、
あるいはスズメガやカミキリムシの幼虫など
大型のイモムシが頻繁に捕食される。
これらの昆虫が減少する上、
大量の雄蜂と新女王蜂を養育しなければならない
秋口には本種の攻撃性が高まり、
セイヨウミツバチやキイロスズメバチ、
モンスズメバチ、ニホンミツバチなど、
巨大なコロニーを形成する社会性の蜂の巣を
襲撃して需要を満たす。
襲撃は、
スズメバチ類としては例外的に集団で行われる。
巣の働き蜂を全滅あるいは逃走させた後には、
殺した働き蜂も幼虫の餌とするが、
大量の死骸は処理しきる前に腐敗が始まり
餌に適さなくなるため、
主に占領した巣の中で時間をかけて
大量の生きた蛹や幼虫、
筋肉に富む成虫の胸部などを噛み砕き
ペースト状にした後、肉団子状にして運び出す。
より大型の巣を作り、
多数の働き蜂を擁するキイロスズメバチや
モンスズメバチの巣を襲撃する場合、
オオスズメバチ側にも
大きな被害が出るケースが多いものの、
巣の占領に成功すれば
その損害を補填できるだけの幼虫やさなぎ、
成虫の死骸を収穫できる。
しかし、
チャイロスズメバチの巣を襲撃する場合には、
チャイロスズメバチは
他のスズメバチ類に比べて強靭な外骨格をもつため、
大顎や毒針による攻撃が
必ずしも有効に機能するわけではなく、
撃退されることもある。
また、クヌギなどの樹液に集まり樹液を採取する。
本種の天敵には
キイロスズメバチやクロスズメバチ類と同様、
ヒトのほかに哺乳類のクマや
野鳥のハチクマなどが挙げられる。
捕食関係ではないが、
夏場の樹液に集まる際に
小型の甲虫(カナブンやコクワガタなど)には
強気で対応する一方、大型の甲虫
(カブトムシや大型のクワガタムシなど)に対しては
強力な顎と針をもつ本種でも抵抗できず、
餌場を独占される場合が多い。
特にカブトムシが全盛となる
7~8月頃にこの風景はよく見受けられるため、
この時期の本種はカブトムシなどが活動しない
昼間や朝方を狙って樹液に来ることが多くなる。
また、
大型甲虫以外にも本種を追い立てる昆虫に、
オオムラサキがある。
オオムラサキのオスの気性は激しく、
樹液を争う際に羽を広げて
本種を追い立てることが知られている。
本種の腹部に寄生する昆虫には、
ネジレバネの一種が挙げられる。
オオスズメバチが
日本産亜種であるニホンミツバチを含む
トウヨウミツバチ (Apis cerana) の巣を襲撃した場合、
オオスズメバチの集団攻撃より前に
撃退されなければ巣を占拠できる。
集団攻撃より前の撃退とは、
オオスズメバチの働き蜂が
単独で偵察している
(集合フェロモンにより
同じ巣の働き蜂を集結させる前の)段階で、
ミツバチが集団で敵を押し包む行動によって作られる
蜂球で蒸し殺されることをいう。
蜂球の内部は
オオスズメバチの致死温度(44-46℃)に近い46℃になり、かつ蜂球内の二酸化炭素濃度が3-4%ほどまで上昇し、
相対湿度が90%以上に向上することで、
オオスズメバチの致死温度を下げることがわかっている。
熊本県球磨地方や宮崎県の高千穂のように、
地方によっては幼虫やさなぎ、成虫を
珍味として食す習慣がある。
成虫の毒針を取り除き、
蜂蜜や焼酎につけ込んだものも見られる。
また、
本種そのものを食すわけではないが、
本種の幼虫が肉団子をもらう代わりに
成虫に与える栄養液(VAAM)の成分を参考にして作られた栄養ドリンクやサプリメントが、
日本をはじめとする
アジアやヨーロッパで販売されている。
2020/06/17
永禄の変
6月17日
水曜日
永禄の変
1656年6月17日
(永禄8年5月19日)
三好三人衆らが
室町幕府13代将軍
足利義輝を襲撃し殺害。
三好三人衆(みよしさんにんしゅう)は、
戦国時代に三好長慶の死後に
三好政権を支えて畿内で活動した
三好長逸・三好宗渭・岩成友通の3人を指す。
いずれも
三好氏の一族・重臣であり、
『言継卿記』や『多聞院日記』などの
同時代の記録でも「三人衆」と表記されている。
永禄の変(えいろくのへん)は、
室町幕府13代将軍足利義輝が、
三好義継、三好三人衆
(三好長逸・三好宗渭・岩成友通)、
松永久通らの軍勢によって
京都二条御所に襲撃され、殺害された事件である。
永禄の政変と呼称されることもある。
なお、
松永久秀をこの事件の主導者の一人とする記述が
従来多く見られるが、
実際に事件に参加していたのは
息子の久通であり、
当日久秀は大和国にいて直接関与はしていない。
2020/06/16
和菓子の日
6月16日
火曜日
和菓子の日
全国和菓子協会が
1979年(昭和54年)に制定。
848年(嘉祥元年)
疫病退散を祈念するため
元号を「嘉祥」と改元し
6月16日に
16の数にちなんだ菓子・餅を
神前に供えたという
「嘉祥菓子」の故事に由来。
由緒ある記念日やし
疫病退散で元号を変えて菓子を供えたんやな‼️
これから
水羊羹や水まんじゅうなどの
冷菓の美味しい季節ですね‼️