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2021/06/11

健康に良い食べられる野草シリーズ タンポポ

6月11日
金曜日

健康に良い食べられる野草シリーズ

タンポポ

タンポポに含まれる成分には、
健胃・利尿・催乳などの効果がある。

根に
ステロール化合体、脂肪酸、糖質として
イヌリン・ラエブリン・マンナンを含んでいる。

茎葉から分泌する白乳液の成分は、
タラキシアチン、タラキシアセリン
、イノシットなどである。

ビタミンなども含んでおり、
ビタミンB1は、花、根、茎の順に多く、
葉にはビタミンB2、ビタミンA、ビタミンC、
葉緑素などが含まれる。

花の色素は、キサンソフィルなどを含む。

タンポポ属植物の
開花前の根を付けた全草を、掘り上げて水洗いし、
長さ2~3ミリメートルに刻んで
天日干ししたものが生薬になり、
蒲公英(ほこうえい)とよんでいる。

全体、特に根に苦味があり、
健胃作用、解熱作用、利尿作用、
および胆汁分泌の促進作用があるといわれており、
健胃薬として用いられる。

民間療法として、
食欲不振、胃の不調のときに、
蒲公英1日量5~10グラムを、
500~600 ccの水で、
とろ火で半量になるまで煮詰めて煎じた汁を、
食後3回に分けて服用する利用方法が知られている。

たんぽぽコーヒー
タンポポ茶

タンポポの葉を乾燥させ、
ハトムギ茶などと配合したもの。


また、
根を乾燥させた蒲公英を炒ったものが、
コーヒーの代用品(たんぽぽコーヒー)として
知られている。

たんぽぽコーヒーは、
カフェインを含まないので睡眠の妨げにならず、
健胃に役立つと考えられている。

セイヨウタンポポの葉は
古くから東ヨーロッパや中東で食用に供されており、
多少の苦味があるがサラダなどにする。

特にスロベニアでは人気がある。

アメリカ合衆国の一部では、
花弁を自家製醸造酒
(タンポポワイン)の原料として用いる。

日本では、
若葉を軽く塩ゆでして水にさらしてあく抜きし、
お浸しや和え物、汁の実にしたり、
同様に花を二杯酢などで食べたりもする。

健康に良い食べられる野草シリーズ  タンポポ

2021/06/11

入梅(にゅうばい)

6月11日
金曜日

入梅(にゅうばい)

入梅(にゅうばい、ついり、つゆいり)は、
梅雨入りの時期に設定された雑節である。

現在の日本では、
太陽黄経が80°の時、またはその日である。

新暦(グレゴリオ暦)で6月11日ごろ。

対義語は
出梅(しゅつばい、つゆあけ)だが、
日本ではほとんど使われない。

本来は「梅雨入り」の漢語表現である。

もちろん、地域と年により日付は異なる。

西関東方言では、
梅雨の季節全体を「入梅」と呼ぶ。

普通にいう
「梅雨入りする」は「入梅に入る」という。

時候の挨拶で用いる
「入梅の候」は、
宛先の地で梅雨入りが発表されていることが前提となる。

その名のとおり、
梅雨入りの時期を前もって示すために
導入された雑節である。

農家にとって梅雨入りの時期を知ることは
田植えの日取りを決めるのに重要だった。

ただし、入梅の厳密な定義は一定していなかった。

関東地方以西は
今年は5月に梅雨入りで
観測史上
もっとも早い梅雨入りでしたね。

入梅(にゅうばい)

2021/06/10

自転車屋の生き物歳時記 シマハゼ(アカオビシマハゼ)

6月10日
木曜日

自転車屋の生き物歳時記

シマハゼ
(アカオビシマハゼ)

この魚も
子供の頃に
近所の金平浜で良く釣った魚だが
大人になってから他の釣り場では
ほとんど見た事がない。

赤っぽかったので
アカオビシマハゼと思われる。

汽水域や浅海に生息するからでしょうね。
これも自分にとっては懐かしい魚です。

硬骨魚綱スズキ目ハゼ科に属する海水魚。

体側に褐色の2縦帯があり、とくに雌で顕著である。

雄は雌より大きくなり、
全長11センチメートルに達する。

日本、朝鮮半島、中国南部に分布。

日本では北海道から九州まで産し、
沿岸の浅所にすむ。

カキ、アコヤガイなど貝類の養殖場にとくに多い。

九州における産卵期は4~7月。

貝殻の内面に卵塊を産み付け、
雄の親魚がそれを守る習性がある。

近年、
北アメリカ西岸、オーストラリア東岸にも移住し、
繁殖している。

食用にはしない。

自転車屋の生き物歳時記  シマハゼ(アカオビシマハゼ)