2019/04/17
恐竜の日
4月17日
水曜日
恐竜の日
1923年(大正12年)4月17日
アメリカの動物学者
ロイ・チャップマン・アンドリュースが
ゴビ砂漠へ向けて北京を出発したことにちなむ。
その後5年間に及ぶ旅行中に、
恐竜の卵の化石を世界で初めて発見し、
その後の本格的な恐竜研究の始まりになった。
2019/04/17
なすび記念日
4月17日
水曜日
なすび記念日
冬春なす主産県協議会が
2004年(平成16年)に制定。
「ヨ(4)イ(1)ナ(7)ス」の語呂合わせ、
4月が冬春ナスの最盛期であること、
4月にナスが好物であった
徳川家康に献上されていたこと、
徳川家康の命日が旧暦の4月17日であることによる。
4月に
ナスのイメージがないですが
そうなんですね。
2019/04/16
自転車屋の生き物歳時記 ジャコウアゲハ
4月16日
火曜日
自転車屋の生き物歳時記
ジャコウアゲハ
いよいよ
各種のチョウ類が本格的に出現し始めた。
昨日は大きな
ジャコウアゲハを見かけた。
ジャコウアゲハ
(麝香鳳蝶、麝香揚羽、学名: Byasa alcinous または Atrophaneura alcinous)は、
チョウ目アゲハチョウ科のチョウの一種。
和名は、
雄成虫が腹端から麝香のような
匂いをさせることに由来する
(成分はフェニルアセトアルデヒド
であることが判明している)。
成虫は、前翅長45mm-65mm、
翅を大きく開くと約10cmほど。
他のアゲハチョウに比べると、
後翅が斜め後方に細長く伸びる。
成虫は雌雄の判別が容易で、
雄の翅色はビロードのような光沢のある黒色だが、
雌は明るい褐色である。
幼虫は、
ナミアゲハなどとは違い、終令になっても黒いままで、
形も全体に疣状の突起に被われ、
ずいぶん異なった姿をしているが、
つつくと臭角を出す点(他のアゲハ類と違い、臭角は少ししか出さない)は同じである。
成虫が発生するのは春から夏にかけてで、
その間に3-4回発生する。
成虫は
日中の午前8時ごろから午後5時ごろまで
活動するとみられる。
川原や荒地などの明るい場所や
生息地の上を緩やかに飛ぶ。
河川付近によく見られるのは、
そこが食草の一つである草本の
ウマノスズクサの成育環境であるからで、
畑の生垣付近など
ウマノスズクサの成育環境があれば見られる。
また、
木本のオオバウマノスズクサを食草とする地域では、
オオバウマノスズクサの生育環境である
山林の林縁部、渓谷などで本種が見られる。
幼虫はウマノスズクサ類を食草とする。
食草を良く食べ、
食草がなくなると共食いをすることもある。
冬は蛹で越冬し、
この時期の蛹は数か月羽化せずに過ごす。
暖かい時期の蛹は1-2週間ほどで羽化するが、
ときに長期休眠する蛹もある。
東アジア(日本、台湾、中国東部、朝鮮半島、
ロシア沿海地方)に分布する。
日本では、
秋田県以南から八重山諸島まで分布し、
南西諸島では多くの亜種に分けられる。
分布は局地的であるが、
突然発生することもあるため、
食草が無くなるとかなりの長距離を
移動するものと考えられている。
ジャコウアゲハの蛹は
「お菊虫」と呼ばれるが、
これは各地に残る怪談『皿屋敷』の「お菊」に由来する。
寛政7年(1795年)には、
播磨国・姫路城下に
後ろ手に縛られた女性のような姿をした
虫の蛹が大発生し、
城下の人々は
「昔、姫路城で殺されたお菊の幽霊が、
虫の姿を借りてこの世に帰ってきているのだ」
と噂したという。
このことに因み、
兵庫県姫路市ではジャコウアゲハを
市の蝶に指定している。
戦前まではお菊虫を
姫路城の天守やお菊神社でも売っていたといい、
志賀直哉の長編小説『暗夜行路』では、
主人公がお菊虫を買う描写がある。
2010年代半ば頃から、
姫路市内では本種の繁殖支援活動が盛んになり、
姫路科学館、手柄山など
食草を多数植え付けられた拠点周辺では
本種をよく目撃することができる。
姫路市自然観察の森では
ネイチャーセンターや園内で飼育しており、
一年中、成虫や幼虫、さなぎを観察することができる。