2019/06/25
自転車屋の生き物歳時記 ホタルガ
6月25日
火曜日
自転車屋の生き物歳時記
ホタルガ
先日のトレッキングで
芦屋の山中でこの蛾をたくさん見た。
どうも発生する季節のようだ。
ホタルガ(蛍蛾、学名:Pidorus glaucopis)とは、
チョウ目マダラガ科ホタルガ亜科の
ガ(蛾)の一種である。
前翅長は25-30mm。
触角は櫛歯状。
頭部は赤い。
それ以外の胴と翅はつや消しの黒で、
前翅の先端近くに斜めに走る白い帯がある。
成虫の出現は6-7月と9月頃。
平地から山地にかけて出現する。
昼間に飛ぶ蛾で、
森林域の木陰をひらひらと飛ぶのがよく見かけられる。
最近は住宅街でよく見かける。
幼虫はサカキとヒサカキを食草とする。
日本の岩手県で、
レッドデータブックのランクDの指定を受けている。
シロシタホタルガ Chalcosia remota Walker は、
全体によく似た蛾で、後翅に大きな白斑がある。
幼虫は黄色と黒斑点を持った毛虫で、毒を持っている。
2019/06/25
サザンの日
6月25日
火曜日
サザンの日
1978年(昭和53年)6月25日
サザンオールスターズが
シングル「勝手にシンドバッド」で
メジャーデビューしたことに由来する。
デビュー41年になりますね。
2019/06/24
自転車屋の生き物歳時記 カジカガエル
6月24日
月曜日
自転車屋の生き物歳時記
カジカガエル
昨日のトレッキングで
柿谷コースから芦屋ゲートに向かう湿地で
カジカガエルの声を聞きました。
カジカガエル
(河鹿蛙、金襖子、Buergeria buergeri)は、
両生綱無尾目アオガエル科カジカガエル属に
分類されるカエル。
清流の歌姫とも呼ばれとても綺麗な鳴き声でなく。
日本(本州、四国、九州、五島列島)固有種
他のアオガエル同様、メスはオスより大きく、
体長オス3.5-4.4センチメートル、
メス4.9-8.5センチメートル。
体形は扁平で、岩の隙間に隠れるのに適している。
体色は灰褐色で、不規則な斑紋があり。
岩の上では保護色になる。
また、両目の間に丁字状の暗色の模様が入る。
体色の濃淡は、
環境によりある程度変色させることができる。
個体による色彩の変異はあまり顕著ではない。
指趾の先端には吸盤が発達する。
卵は直径0.2センチメートルで暗褐色。
幼生(オタマジャクシ)は渓流での生活に適応しており、口器は大型で吸盤状になり、
急流で流されないように
水中の岩に貼り付くことができる。
山地にある渓流、湖、
その周辺にある森林などに生息する。
食性は動物食で、昆虫、クモなどを食べる。
幼生は藻類を食べる。
繁殖形態は卵生。
オスは水辺にある石の上などに縄張りを形成し、
繁殖音をあげる。
和名の「河鹿」は
この鳴き声が雄鹿に似ていることが由来。
4-8月に水中にある石の下などに
約500個の卵を数回に分けて産む。
卵塊は直径5cmほどの球体。
卵は約2週間で孵化する。
鳴き声から和歌の題材になったり(夏の季語)、
また美声で唄う個体を
「河鹿」と呼んで讃えることもあった。
ペットとして飼育されることもある。
江戸時代には
専用の籠(河鹿籠)による飼育がされた。
日本では
1936年に美川町(現:岩国市)の錦川中流域が
「南桑カジカガエル生息地」、
1944年に湯原町(現:真庭市)が
「湯原カジカガエル生息地」として
生息地が国の天然記念物に指定されている。