2019/06/14
坂東平氏の祖
6月14日
金曜日
坂東平氏の祖
889年6月14日
(寛平元年5月13日)
桓武天皇の曾孫で高望王が
平姓を賜り上総介に任じられる。
坂東平氏の祖。
平 高望(たいら の たかもち)は、
平安時代中期の賜姓皇族。
高望王とも。
桓武天皇の孫(もしくは曾孫)にあたり、
高望王流桓武平氏の祖。
官位は従五位下・正親正・上総介。
寛平元年(889年)5月13日
葛原親王の第三王子高見王の子高望王は、
宇多天皇の勅命により
平朝臣を賜与され臣籍降下し平高望を名乗った。
昌泰元年(898年)
高望は上総介に任官した。
当時の上級国司は
任地に赴かない遙任も少なくなかったが、
長男国香、次男良兼、三男良将を伴って任地に赴く。
高望親子は任期が過ぎても帰京せず、
国香は前常陸大掾の源護の娘を、
良将は下総国相馬郡の犬養春枝の娘を妻とするなど、
在地勢力との関係を深め
常陸国・下総国・上総国の未墾地を開発、
自らが開発者となり生産者となることによって
勢力を拡大、
その権利を守るべく武士団を形成して
その後の高望王流桓武平氏の基盤を固めた。
しかしその後、
延喜2年(902年)に西海道の国司となり
大宰府に居住、
延喜11年(911年)に同地で没する。
なお、
この間の延喜3年(903年)には、
昌泰の変により失脚した菅原道真も同地で薨去している。
2019/06/13
小さな親切運動スタートの日
6月13日
木曜日
小さな親切運動スタートの日
1963年(昭和38年)6月13日
小さな親切運動本部が発足したことを記念。
その年の東京大学の卒業式の告辞の中で、
総長の茅誠司が
「小さな親切を勇気をもってやってほしい」
と言ったことがきっかけとなり、
6月13日に茅ほか
8名の提唱者でこの運動を発足させた。
良い行いはやって行きましょう❗
小さな親切
大きなお世話とか言わないようにね😅
2019/06/12
自転車屋の生き物歳時記 ツメタガイ
6月12日
水曜日
自転車屋の生き物歳時記
ツメタガイ
先日の的形潮干狩り
アサリやハマグリに混じって
このツメタガイをたまに見かけます。
実はアサリなどを食べる
肉食の狂暴な貝なんですわ!
ツメタガイ(砑螺貝/津免多貝、Glossaulax didyma)は、
軟体動物門に属するタマガイ科の巻貝。
東アジアから南アジアの砂浜に多く普通に見られる。
潮間帯から
水深10cm~50cm程度の砂地の浅海に多く分布し、
殻幅50mm程度に達する中型の巻貝。
殻の色は紫褐色から黄褐色を呈する。
底部は白色で滑らか。
蓋は半円形となる。
夜行性で、砂の中を活発に動き回る。
また軟体部は殻から大きく露出し、
殻を完全に覆いつくす。
肉食性であり、アサリなどの二枚貝を捕食する。
アサリなどの二枚貝を捕まえると、
やすりのような歯舌を用いて
獲物の殻の最も尖ったところである殻頂部を
平らに削っていき、
2mm程度の穴をあけて軟体部を食べる。
繁殖期は春で、
5月頃、茶碗をかぶせたような形に卵塊を作る。
その形から通称「砂茶碗」と呼ばれる。
生息環境により形が変化し、
内海のものは臍索中央の溝が殻軸と直角方面に伸び、
臍穴がふさがらないが、
外洋に分布するものは臍索の中央の溝が曲がっていて、
臍穴が密閉する形となり、
ホソヤツメタ (Glossaulax didyma hosoyai KIRA)
と呼ばれる。
インド以東、西太平洋の浅海に分布する。
日本では北海道以南から沖縄にかけて広く分布する。
本種は比較的大きくかつ個体数が多いことに加え、
人間の生活環境の近くに分布することから、
人間生活に深いかかわりを持つ。
繁殖力が強く
アサリ等の漁獲対象種を食害するため、
漁業被害の原因生物となることがある。
時に大発生して
潮干狩り会場を全滅させる事もある。
本種は
無毒であるが食用にされることは少ない。
これは加熱した際に身が固く締まり、
歯ざわりが悪いためである。
愛知県知多半島では本種を「うんね」と呼び、
塩揉みして生食するほか、
煮付けやおでんの具として食している。
また、
三重県南部では「ばんちょう」と呼ばれ
甘辛く煮付けて食している。