2019/08/24
自転車屋の生き物歳時記 特別編 お菊虫
8月24日
土曜日
自転車屋の生き物歳時記
特別編
お菊虫
(ジャコウアゲハの蛹)
お菊虫の元になったのは
1795年(寛政7年)に大量発生した
ジャコウアゲハのサナギではないかと考えられている。
暁鐘成『雲錦随筆』では、お菊虫が、
「まさしく女が後手にくくりつけられたる形態なり」
と形容し、その正体は「蛹(よう)」であるとし、
さらには精緻な挿絵もされている。
十二所神社では戦前に「お菊虫」と称して
ジャコウアゲハのサナギを箱に収めて
土産物として売っていたことがあり、
中山太郎も姫路で売られていた種を
ジャコウアゲハと特定する。
ただ、
江戸期の随筆などには蛹以外の虫の説明も存在する。
お菊虫の件と
最初の姫路藩主池田氏の家紋が
平家由来の揚羽蝶であることとにちなんで、
姫路市では1989年(平成元年)に
ジャコウアゲハを市蝶として定めた。
2019/08/24
壬申の乱の終結
8月24日
土曜日
壬申の乱の終結
壬申の乱(じんしんのらん)は、
天武天皇元年6月24日 - 7月23日
(ユリウス暦672年7月24日~8月21日)
に起こった古代日本最大の内乱である。
天智天皇の太子・大友皇子
(弘文天皇の称号を追号)に対し、
皇弟・大海人皇子(後の天武天皇)が
兵を挙げて勃発した。
反乱者である大海人皇子が勝利するという、
日本では例の少ない内乱であった。
名称の由来は、
天武天皇元年が干支で
壬申(じんしん、みずのえさる)にあたることによる。
画像は
岐阜県不破郡関ヶ原町松尾にある
大海人皇子が兜を掛けたと言われる兜掛石。
映画 関ヶ原で
これが壬申の乱の時に
大海人皇子の皇子が兜を掛けた石だ!
と言う場面がありました。