2019/06/12
桶狭間の戦い
6月12日
水曜日
桶狭間の戦い
1560年6月12日
(永禄3年5月19日)
織田信長が
桶狭間山附近で今川義元を討ち取る。
2万5千といわれる
大軍を率いて尾張に侵攻した駿河の戦国大名である
今川義元に対し、
尾張の大名・織田信長が少数の軍勢で本陣を強襲し、
今川義元を討ち取って今川軍を退却させた。
日本三大奇襲(日本三大夜戦)に数えられる、
日本の歴史的に有名な戦いである。
戦後、
東海道に君臨していた今川氏が没落する一方で、
勝利した織田氏は美濃・伊勢侵攻から
畿内の制圧へと急激成長し、
戦国時代の重要な転機となった。
別名「桶狭間村・田楽狭間の戦い」。
信長が
熱田神宮に戦勝祈願に行くと
空がにわかに曇り
大雨が降って来た事で
この戦❗勝った❗と
大雨の音に紛れて
織田軍が近づく事に
相手にまったく気づかれずに
まんまと
今川義元の本陣に
奇襲攻撃をかけられたと言われていますね❗
天候を上手く利用した
大勝利だったと思います❗
2019/06/11
自転車屋の生き物歳時記 ガザミ
6月11日
火曜日
自転車屋の生き物歳時記
ガザミ
先日潮干狩りに行った的形海水浴場では
5センチ~10センチぐらいの
小さい個体ですがこのカニをよく見かけます。
一般的にはワタリガニと呼ばれるカニです。
ガザミ(蝤蛑、学名Portunus trituberculatus (Miers))は、エビ目・カニ下目・ワタリガニ科に分類されるカニ。
食用として重要なカニで、
「ワタリガニ」とも称される。
なお、
地域によっては同じワタリガニ科のイシガニを
「ワタリガニ」と指す場合がある。
甲幅は15cmを超える大型のカニで、
オスがメスより大きい。
甲羅の背面は黄褐色だが、
甲羅の後半部分や鋏脚、脚などは青みがかっており、
白い水玉模様がある。
これらは敵や獲物の目をあざむく保護色となっている。
腹側はほとんど白色で、毛や模様はない。
甲羅は横長の六角形をしていて、
前縁にギザギザのとげが並び、
左右に大きなとげが突き出している。
鋏脚は頑丈で、たくさんのとげがあり、
はさむ力も強いので、生体の扱いには注意を要する。
第2脚から第4脚までは
普通のカニと同じ脚をしているが、
第5脚は脚の先が平たく変形した
「遊泳脚」となっており、
これを使って海中をすばやく泳ぐことができる。
なお、ガザミの鋏脚長
(ハサミのつけ根から真ん中の関節までの部分)には
とげが4本あるので、
よく似たタイワンガザミ(3本)と見分けられる。
同じワタリガニ科のイシガニ類やベニツケガニ類は、
甲羅の左右に大きなとげが突き出しておらず、
ガザミよりも小型で丸っこい体格をしている。
北海道から台湾まで分布し、
波が穏やかな内湾の、
水深30mほどまでの砂泥底に生息する。
宮城県では2011年まで
漁獲量は10トン以下で養殖にも失敗していたが、
東日本大震災の影響で
仙台湾南部に広く泥が堆積したたことで
2012年から生息数が急増し、
2015年には500トンを記録し全国1位となった。
大きな敵が来ると泳ぎ去るが、
普段は砂にもぐって目だけを砂の上に出して
じっとしていることが多い。
海藻なども食べるが、食性は肉食性が強く、
小魚、ゴカイ、貝類など、いろいろな小動物を捕食する。
いっぽう敵は沿岸性のサメやエイ、タコなどである。
大型で美味なカニなので、
古来より食用として多く漁獲されてきた。
現在では有名な産地が各地にあり、
これらの地域では種苗放流も盛んである。
ただしガザミは
カレイやヒラメ、タイなどの稚魚をよく捕食するので、
これらの種苗放流も並行して行われる地域では、
お互いに子どもを食い合って競合することとなる。
ガザミの産卵期は春から夏だが、
交尾期は夏から秋にかけてである。
交尾期になるとオスメスとも脱皮後に交尾を行い、
メスは体内に精子を蓄えたまま深場に移って冬眠する。
冬眠から覚めたメスは晩春に産卵し、
1mmたらずの小さな卵を腹脚にたくさん抱え、
孵化するまで保護する。
孵化までには2~3週間ほどかかる。
ガザミ類は年2回産卵することが知られ、
晩春に生まれた卵は通称「一番子」と呼ばれる。
一番子が発生して幼生を放出した後、
メスは夏にもう一度「二番子」を産卵するが、
これは一番子より産卵数が少ない。
孵化したゾエア幼生は
1か月ほど海中をただようプランクトン生活を送るが、
この間に魚などに捕食されるので、
生き残るのはごくわずかである。
ゾエア幼生は
数回の脱皮でメガロパ幼生を経て、稚ガニとなる。
稚ガニは海岸のごく浅い所にもやって来るので、
甲幅が3cmほどの個体なら
砂浜や干潟の水たまりで姿を見ることができる。
一番子は急速に成長し、
秋までに成体となって繁殖に加わるが、
二番子がそうなるのは翌年である。
寿命は2~3年ほどとみられる。
2019/06/11
入梅(にゅうばい)
6月11日
火曜日
入梅(にゅうばい)
入梅(にゅうばい、ついり、つゆいり)は、
梅雨入りの時期に設定された雑節である。
現在の日本では、
太陽黄経が80°の時またはその日である。
新暦(グレゴリオ暦)で6月11日ごろ。
対義語は
出梅(しゅつばい、つゆあけ)だが、
日本ではほとんど使われない。
本来は「梅雨入り」の漢語表現である。
もちろん、地域と年により日付は異なる。
西関東方言では、
梅雨の季節全体を「入梅」と呼ぶ。
普通にいう「梅雨入りする」は
「入梅に入る」という。
時候の挨拶で用いる「入梅の候」は、
宛先の地で梅雨入りが発表されていることが前提となる。
その名のとおり、
梅雨入りの時期を前もって示すために
導入された雑節である。
農家にとって梅雨入りの時期を知ることは
田植えの日取りを決めるのに重要だった。
ただし、
入梅の厳密な定義は一定していなかった。