2019/11/26
自転車屋の生き物歳時記 植物編 サザンカ
11月26日
火曜日
自転車屋の生き物歳時記
植物編
サザンカ
先日のトレッキングにて
ピンク色のキレイな花を咲かせた
サザンカを見ました。
サザンカ(山茶花、学名: Camellia sasanqua)は、
ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
童謡『たきび』の歌詞に登場することでもよく知られる。
漢字表記の山茶花は
中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、
サザンカの名は山茶花の本来の読みである
「サンサカ」が訛ったものといわれる。
もとは「さんざか」と言ったが、
音位転換した現在の読みが定着した。
樹皮は灰褐色で表面は平滑である。
葉は長さ2 - 5センチメートル程度の
鋸歯のある楕円形で、互生する。
秋の終わりから、初冬にかけての寒い時期に、
5枚の花弁の花を咲かせる。
野生の個体の花の色は
部分的に淡い桃色を交えた白色であるのに対し、
植栽される園芸品種の花の色は、
赤色や白色やピンクなど様々である。
花が咲いたあとに
直径2センチ程度の球形の果実が付く。
果実の表面には短い毛が生えており、
開花の翌年の秋に表皮が裂けて中から
2 - 3個の種子が出る。
冬の季語にされるなど、
サザンカには寒さに強いイメージがあるが、
開花時期に寒気にさらされると花が落ちること、
四国・九州といった暖かい地域が北限である事などから、原種のサザンカは特に寒さに強いわけでは無い。
品種改良された園芸種には寒さに強く、
真冬でも花を咲かせる品種も少なくない。
サザンカ、ツバキ、チャノキなどの
ツバキ科の葉を食べるチャドクガが知られている。
この毒蛾の卵塊、幼虫、繭、成虫には毒針毛があり、
触れると皮膚炎を発生させる。
また、直接触れなくても、
木の下を通ったり風下にいるだけでも毒針毛に触れ、
被害にあうことがある。
サザンカには多くの栽培品種(園芸品種)があり、
花の時期や花形などで3つの群に分けるのが一般的である。
サザンカ群以外はツバキとの交雑である。
2019/11/26
いい風呂の日
11月26日
火曜日
いい風呂の日
日本浴用剤工業会が制定。
「い(1)い(1)ふ(2)ろ(6)」の語呂合せ。
お風呂はええですな❗
2019/11/25
自転車屋の生き物歳時記 植物編 ニシキギ
11月25日
月曜日
自転車屋の生き物歳時記
植物編
ニシキギ
昨日のトレッキングで
古法華自然公園にて
あちらこちらに
見事な紅葉をしている木が植わっていた。
その美しさから
ニシキギと呼ばれる木のようだ。
ニシキギ
(錦木、学名:Euonymus alatus)とは
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。
庭木や生垣、盆栽にされることが多い。
カミソリノキとも呼ばれるが、
これは茨城県や栃木県(塩谷郡、日光市)の
方言名であった。
日本、中国に自生する。
紅葉が見事で、
ニッサ・スズランノキと共に
世界三大紅葉樹に数えられる。
若い枝では表皮を突き破って
コルク質の2-4枚の翼(ヨク)が伸長するので
識別しやすい。
なお、
翼が出ないもの品種もあり、
コマユミ(E. alatus f. ciliatodentatus、
シノニム E. alatus f. striatus 他)と呼ばれる。
葉は対生で細かい鋸歯があり、
マユミやツリバナ(Euonymus oxyphyllus)よりも小さい。
枝葉は密に茂る。
初夏に、緑色で小さな四弁の花が多数つく。
あまり目立たない。
果実は楕円形で、熟すと果皮が割れて、
中から赤い仮種皮に覆われた小さい種子が露出する。
これを果実食の鳥が摂食し、
仮種皮を消化吸収したあと、種子を糞として排泄し、
種子散布が行われる。
紅葉を美しくするために
西日を避けた日当たりの良い場所に植える。
剪定は落葉中に行う。
よく芽を付ける性質なので、
生垣の場合は強く剪定してもよい。
栽培は容易。
名前の由来は
紅葉を錦に例えたことによる。
別名ヤハズニシキギ。