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2019/07/23

ドッグ・デイズ

7月23日
火曜日

ドッグ・デイズ

ヨーロッパでは、
おおいぬ座α星シリウスが太陽と同じ方向に現れる
7月23日から8月23日までの期間を
「犬の日」と呼んでいる。

この星が現われる頃は猛暑で、
人も家畜も体力が弱まり病気になりやすいのは
この星のせいだという言い伝えがある。

確かに
年間を通して一番暑い時期に当たります。

西洋占星術では獅子座の時期ですな。

ヨーロッパにも
理に叶った言い伝えがあるんですね。

ドッグ・デイズ

2019/07/23

大暑(たいしょ)

7月23日
火曜日

大暑(たいしょ)

二十四節気の一つ。

快晴が続き、気温が上がり続けるころ。

『暦便覧』には
「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」
と記されている。

夏の土用が
大暑の数日前から始まり、大暑の間じゅう続く。

小暑と大暑の一か月間が暑中で、
暑中見舞いはこの期間内に送る。

大寒と互いに半年後・半年前である。

小寒と小暑も同じ関係である。

やはり
今年は冷夏なんでしょうね

大暑と言えば
一番暑い時期ですが

梅雨明けもまだやし

今年は暑さが厳しい感じは
まだまったくありませんね。

大暑(たいしょ)

2019/07/22

自転車屋の生き物歳時記 オオスカシバ

7月22日
月曜日

自転車屋の生き物歳時記

オオスカシバ

久しぶりに
オオスカシバを見た。
こいつは花の蜜を吸う蛾の仲間なんですが
羽が透明なので
ハチと間違える人が実に多い。

観察力のある人なら
体色もハチ特有の
黒くも黄色くもオレンジでもないので
ハチとは色も身体の質感も
まったく違う事が解りますけどね。

オオスカシバ(大透翅、学名:Cephonodes hylas)は、
チョウ目スズメガ科の昆虫。

ガの一種。

和名のとおり、翅が透明なガで、
夏の日中によく活動する。

スカシバという名がついているが、
スカシバガの仲間ではない。

成虫の前翅長は3 cmほど。

体の背中側は黄緑色で、腹側は白い。

腹部の中ほどに赤い横帯模様があり、
その前後に黒い帯模様もある。

また、
腹部先端の左右には黒い毛の束がある。

和名のとおり翅は透明で、鱗粉がなく、
黒い翅脈が走るのが大きな特徴である。

羽化した直後には
灰白色の鱗粉が翅をおおっているが、
羽ばたくと鱗粉がすぐに脱落し、
透明な翅になってしまう。

この翅の表面には
顕微鏡的な微細な顆粒が密生しており、
光学的な効果によって、
通常のチョウやガの鱗粉を除いた翅よりも、
透明度を増していることが知られている。

翅脈は枝分かれせず、
根もとから後方に緩い曲線を描きながら伸びる。

幼虫は黄緑色か褐色で、尾に1本の角をもつ。

成虫は年に1 - 2回、夏に発生する。

スズメガの多くは夜に活動するが、
オオスカシバは昼に活動するので人の目につきやすい。

様々な花を訪れ、ホバリングしながら蜜を吸う。

ただし、
オオスカシバの口吻は2 cmほどで、
それ以上深い構造をもつ花からは
蜜を吸うことができない。

羽音を立てながら花にやってくる上、
透明な翅と胴の模様から
大きなハチに間違われることもあり、
ベイツ型擬態の例として紹介されることも多い。

幼虫はクチナシを食草としていて、
都市部でも見る機会が多い。

食草のクチナシはあまり大きい木ではないので、
幼虫の数によっては
葉が食べられて丸坊主になってしまうこともある。

成長した幼虫は地表に降り、落ち葉などをつづって荒い繭を作り、蛹になる。冬は蛹で越冬する。

日本では
本州以南に分布し、日本以外でも
インド、スリランカ、東南アジア、中国まで
広く分布する。

自転車屋の生き物歳時記  オオスカシバ