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2019/10/29

自転車屋の生き物歳時記 植物編 アザミ

10月29日
火曜日

自転車屋の生き物歳時記
植物編

アザミ

先日のトレッキングで
たくさんのアザミが
自生しているところがありました。

アザミ(薊)は、
キク科アザミ属 (Cirsium) 及びそれに類する植物の総称。

標準和名を単にアザミとする種はない。

スコットランドの国花。

葉は深い切れ込みがあるものが多い。

また葉や総苞にトゲが多く、
さわるととても痛いものが多い。

触れれば痛い草の代表である。

頭状花序は管状花のみで作られていて、
多くのキクのように
周囲に花びら状の舌状花がならばない。

花からは雄蘂や雌蘂が棒状に突き出し、
これも針山のような景色となる。

花色は赤紫色や紫色をしている。

種子には長い冠毛がある。

若いときには根出葉があり、
次第に背が高くなり、茎葉を持つが、
最後まで根出葉の残る種もある。

草原や乾燥地、海岸などに出るが、
森林内にはあまり出現しない。

別名刺草。

名前の由来は、
アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、
花を折ろうとすると
とげに刺されて驚くからという説がある。

スコットランドでは、
そのトゲによって外敵から国土を守ったとされ
国花となっている。

花言葉は「独立、報復、厳格、触れないで」。

青森県津軽地方や
青森市、東北町を中心とする
東北地方や長野県の一部では、
春先にアザミの若芽がスーパーマーケットに並び、
食用として売られ、主に味噌汁の具として使われる。

新芽や根は、
天ぷらなどにして山菜として食べられる。

「山ごぼう」や「菊ごぼう」などといわれることもあり、味噌漬けなどの加工品として
山間部の観光地・温泉地などで販売される
「山ごぼう」は多くの場合、
栽培されたモリアザミの根である。

世界に250種以上があり、北半球に広く分布する。

地方変異が非常に多く、
日本では100種以上あるとされるが、
現在も新種が見つかることがある。

さらに種間の雑種もあるので、
分類が難しい場合もある。

根が冬越しする他に、
綿毛(冠毛)の着いた果実が風で飛散して増える。

受粉は昆虫による虫媒花である。

自転車屋の生き物歳時記  植物編  アザミ

2019/10/28

自転車屋の生き物歳時記 植物編 アケボノドクツルタケ

10月28日
月曜日

自転車屋の生き物歳時記
植物編

アケボノドクツルタケ

これも昨日の
トレッキングで見かけたキノコですが
何と!
これは猛毒キノコのようです!!

アケボノドクツルタケ

テングタケ科テングタケ属

夏~秋 

やや標高のあるコナラなどの混じる
林内地上にぽつんぽつんと生える。

カサ径6cm前後、
白色のカサの中央を薄いピンク色に染める。

ヒダは密で白色。

柄は上部に膜状のツバを付け、やや繊維状。

本種は乾燥したのか柄の一部が下部の方で剥がれている。

カサ中央の色を除けばドクツルタケと見まがう。

KOH溶液でドクツルタケ同様、黄変するという。

自転車屋の生き物歳時記  植物編  アケボノドクツルタケ

2019/10/28

自転車屋の生き物歳時記 植物編 キヌメリガサ

10月28日
月曜日

自転車屋の生き物歳時記
植物編

キヌメリガサ

昨日のトレッキングでは
渓流の湿地帯を歩いたので
多くの種類のキノコを見かけました。

黄色くてよく目立つのは
キヌメリガサと言うキノコですね。

主に
針葉樹、特にカラマツの林の地上に群生します。

その他の名称
コンキヤケ
学名:[Hygrophorus lucorum]
季節
晩秋~初冬
特徴
キヌメリガサのカサは直径が3~6cm、
色はレモンのような鮮やかな黄色をしており、
湿気が多い時は表面に強いヌメリが見られます。

形は幼菌時は饅頭型で成長と共に開いていき、
平らに近い形になります。

ヒダは成長時には柄に垂れており、
色は淡黄色、やや疎に並び、
幼菌時のヒダは白色の繊維質でヌメリのある
皮膜に覆われています。

柄の長さは5~10cmほどで比較的長いものが多い。

色は白色~淡黄色で
ヌメリのあるクモの巣状の皮膜に包まれています。

この皮膜は幼菌時に
カサのフチから柄の上部につながっていたものが、
この皮膜として残っています。

また、しばしば中身が空洞になる事があるようです。

肉は白色でやわらかく
特に特徴的な匂いや味はありません。

カラマツの葉が邪魔で取るのに根気がいる為、
別名「コンキタケ」と呼ぶ所もあるようです。

食べ方

ご飯、和え物、汁物など。
色味が鮮やかで風味が良い食用キノコです。

工夫次第で色々な料理が楽しめるでしょう。

自転車屋の生き物歳時記  植物編  キヌメリガサ