2020/09/24
自転車屋の生き物歳時記 オオスカシバ
9月24日
木曜日
自転車屋の生き物歳時記
オオスカシバ
昨日の夕方
お店の戸を開けると
大きめの虫が入ってきた。
よく見ると
オオスカシバだった。
オオスカシバ(大透翅、学名:Cephonodes hylas)は、
チョウ目スズメガ科の昆虫。
ガの一種。
和名のとおり、翅が透明なガで、
夏の日中によく活動する。
スカシバという名がついているが、
スカシバガの仲間ではない。
成虫の前翅長は3cmほど。
体の背中側は黄緑色で、腹側は白い。
腹部の中ほどに赤い横帯模様があり、
その前後に黒い帯模様もある。
また、腹部先端の左右には黒い毛の束がある。
和名のとおり翅は透明で、
鱗粉がなく、黒い翅脈が走るのが大きな特徴である。
羽化した直後には灰白色の鱗粉が翅をおおっているが、
羽ばたくと鱗粉がすぐに脱落し、
透明な翅になってしまう。
この翅の表面には顕微鏡的な微細な顆粒が密生しており、光学的な効果によって、
通常のチョウやガの鱗粉を除いた翅よりも、
透明度を増していることが知られている。
翅脈は枝分かれせず、
根もとから後方に緩い曲線を描きながら伸びる。
成虫は年に1~2回、夏に発生する。
スズメガの多くは夜に活動するが、
オオスカシバは昼に活動するので人の目につきやすい。
様々な花を訪れ、ホバリングしながら蜜を吸う。
ただし、オオスカシバの口吻は2cmほどで、
それ以上深い構造をもつ花からは
蜜を吸うことができない。
羽音を立てながら花にやってくる上、
透明な翅と胴の模様から
大きなハチに間違われることもあり、
ベイツ型擬態の例として紹介されることも多い。
幼虫はクチナシを食草としていて、
都市部でも見る機会が多い。
食草のクチナシはあまり大きい木ではないので、
幼虫の数によっては葉が食べられて
丸坊主になってしまうこともある。
成長した幼虫は地表に降り、
落ち葉などをつづって荒い繭を作り、蛹になる。
冬は蛹で越冬する。
日本では本州以南に分布し、
日本以外でもインド、スリランカ、東南アジア、
中国まで広く分布する。
2020/09/24
足利尊氏 征夷大将軍
9月24日
木曜日
足利尊氏
1338年9月24日
(建武5年/延元3年8月11日)
足利尊氏が北朝から征夷大将軍に任ぜられる。
足利 尊氏(あしかが たかうじ)は、
鎌倉時代末期から室町時代(南北朝時代)前期の武将。
鎌倉幕府の御家人 。
足利貞氏の次男。
室町幕府初代征夷大将軍
(在職:1338年~1358年)、足利将軍家の祖。
姓名は源 尊氏(みなもと の たかうじ)。
延元3年/暦応元年(1338年)、
尊氏は光明天皇から征夷大将軍に任じられ、
室町幕府が名実ともに成立した。
翌年、
後醍醐天皇が吉野で崩御すると、
尊氏は慰霊のために天龍寺造営を開始した。
造営費を支弁するため、
元へ天龍寺船が派遣されている。
さらに諸国に安国寺と利生塔の建立を命じた。
南朝との戦いは基本的に足利方が優位に戦いを進め、
北畠顕家、新田義貞、
楠木正成の遺児正行などが次々に戦死し、
小田治久、結城親朝は南朝を離反して幕府に従ったほか、
正平3年/貞和4年(1348年)には
高師直が吉野を攻め落として全山を焼き払うなどの
戦果をあげている。
2020/09/23
不動産の日
9月23日
水曜日
不動産の日
全国宅地建物取引業協会連合会
(全宅連)が1984年(昭和59年)に制定。
秋は
不動産取引が活発になる時期であることと、
「ふ(二)どう(十)さん(三)」の語呂合せから。