2021/03/31
自転車屋の生き物歳時記 植物編 ソメイヨシノ
3月31日
水曜日
自転車屋の生き物歳時記
植物編
ソメイヨシノ
今年は
ソメイヨシノの開花が
やたらと早く
東北や北海道以外なら
すでに満開を迎えていますね❗
ソメイヨシノ
(染井吉野、学名: Cerasus × yedoensis (Matsum.) Masam. & Suzuki ‘Somei-yoshino’)は、
母をエドヒガン、
父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする
交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラ。
遺伝子研究の結果、
1995年(平成7年)にソメイヨシノは
エドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた
単一の樹を始源とする、
栽培品種のクローンであることが明らかにされた。
日本では、
サクラは固有種を含んだ
10もしくは11の基本の野生種を基に、
これらの変種を合わせて100種以上の自生種がある。
さらに、
これらから古来から改良開発されてきた
栽培品種が200種以上あり、
分類によっては600種とも言われる
品種が確認されている。
これら多品種のサクラのうち、
ソメイヨシノは
江戸時代後期に開発され、
昭和の高度経済成長期にかけて
日本全国で圧倒的に多く植えられた。
このため
今日では気象庁が沖縄県以東、
札幌以西の各地のサクラの開花・満開を判断する
「標本木」としているなど、
現代の観賞用のサクラの代表種となっており、
単に「サクラ」と言えばこの品種を指す事が多い。
江戸時代末期から明治初期に、
染井村(現在の東京都豊島区駒込・巣鴨付近)に
集落を作っていた
造園師や植木職人達によって育成された。
初め、
サクラの名所として古来名高く、
西行法師の和歌にも度々詠まれた
大和の吉野山(奈良県山岳部)にちなんで、
「吉野」「吉野桜」として売られ、広まったが、
藤野寄命による
上野公園のサクラの調査によって、
ヤマザクラとは異なる種のサクラであることが分かり
(1900年)、
この名称では吉野山に多い
ヤマザクラと混同される恐れがあった。
このため、
『日本園芸雑誌』において染井村の名を取り
「染井吉野」と命名したという。
翌年(1901年)、
松村任三が学名「Prunus × yedoensis」
(読み方はプルヌス・エドエンシス)と付けた。
2021/03/31
オーケストラの日
3月31日
水曜日
オーケストラの日
日本オーケストラ連盟が
2007年に制定。
「み(3)み(3)に一番」
「み(3)み(3)にいい(1)ひ」
(耳に良い日)の語呂合せと、
春休み期間中であり
親子揃ってイベントに参加しやすいことから。
コロナ禍では
今年も
親子でオーケストラでもないんでしょうが、
2021/03/30
自転車屋の生き物歳時記 ツバメ
3月30日
火曜日
自転車屋の生き物歳時記
ツバメ
昨日から
ツバメを見かける。
今年は
ソメイヨシノの開花も早かったけど
季節の歩みが早いですね❗
3月にツバメって‼️と感じました。
ツバメ(燕、玄鳥、乙鳥、Hirundo rustica)は、
スズメ目ツバメ科ツバメ属に分類される鳥類。
古くはツバクラメ
あるいはツバクロと呼ばれた。
北半球の広い範囲で繁殖する。
日本では沖縄県でも繁殖する。
日本で繁殖するツバメの主な越冬地は
台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、
マレー半島、ジャワ島などである。
全長は約17センチメートル、
翼開長は約32センチメートル。
背は光沢のある藍黒色で、喉と額が赤い。
腹は白く、胸に黒い横帯がある。
尾は長く切れ込みの深い二股形で、
この尾の形をツバメにちなんで燕尾形という。
翼が大きく、
飛行に適した細長い体型である。
脚は短く歩行には不向きで、
巣材の泥を求めるとき以外は
地面に降りることはめったにない。
鳴管が発達しており、
繁殖期になると
オスはチュビチュビチュビチュルルルルルと
比較的大きなさえずり声で鳴く。
日本語ではその生態を反映して
「土食て虫食て口渋い」などと聞きなしされる。
さえずりは
日中よりも早朝から午前中にかけて耳にする機会が多い。
飛翔する昆虫などを空中で捕食する。
また、水面上を飛行しながら水を飲む。
一部、
日本国内で越冬する個体があり、
しばしば「越冬ツバメ」と呼ばれる。
特に中日本から西日本各地で越冬し、
そのような場合、
多くは集団で民家内や軒下などで就塒(しゅうじ)する。
日本で越冬している個体が
日本で繁殖したものであるのか、
それともシベリアなど
日本より北方で夏に繁殖したものであるのかは
よく分かっていない。
泥と枯草を唾液で固めて巣を造る。
ほとんど人工物に造巣し、
民家の軒先など人が住む環境と
同じ場所で繁殖する傾向が顕著である。
これは、
天敵であるカラスなどが近寄りにくいからだと
考えられている。
民家に巣を作る鳥は
他にスズメなどがいるが、
あえて人間が多い場所に見えるように作る点で
他の鳥と大きな差異が見られる。
巣は通常は新しく作るが、
古い巣を修復して使用することもある。
産卵期は4 - 7月ごろ。
一腹卵数は3 - 7個で、主にメスが抱卵する。
抱卵日数は13 - 17日、
巣内での育雛日数は20 - 24日で、
1回目の繁殖の巣立ち率はおおむね50%程度と推定される。
1回目繁殖に成功したつがい
あるいは失敗したつがいのうち、
詳細は不明であるが、
相当数のつがいがその後2回目
あるいはやり直しの繁殖をする。
雛(ヒナ)を育てている間に
親鳥のうちどちらか一方が何らかの理由で欠けると、
つがい外のツバメがやってきて育てているヒナを
巣から落として殺す行動が観察されている。
一方、
つがいのうちメスが欠けた場合は
どこからともなく複数の他のツバメが集まり、
その中から選ばれたように
一羽ツバメが新たなつがい相手となって
子育てを継続する様子も観察されている。
落ちているツバメのヒナを拾って
人間が育てることはとても困難であるし、
野鳥なので日本での飼育は
鳥獣保護法によって禁じられているが、
保護のために許可を得て飼育することは可能である。