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2020/08/26

自転車屋の生き物歳時記 ルリシジミ

8月26日
水曜日

自転車屋の生き物歳時記

ルリシジミ

昨日
ルリシジミを見かけた。

シジミチョウの仲間では
一番美しいかな。

ルリシジミ(瑠璃小灰蝶 Celastrina argiolus )は、
チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科に属する
チョウの一種。

前翅長は12~19mm。

翅の表面は、オスは明るい青藍色、
メスは外縁部が広く黒褐色、
裏面は白の地色に黒色の斑点がある。

ユーラシアと北アフリカに分布し、
日本国内では全国的に分布。

蛹で越冬し、
年3~4回、3~11月にかけて現れ、
低地から山地の明るい草地などで見かけられる。

夏型は春型に比べてやや小さく、
メスの外縁部が著しく拡大する。

成虫は地面で吸水したり、花で吸蜜することが多い。

幼虫の食草は
マメ科、バラ科、タデ科、ミカン科などの花。

日本では奄美諸島以北の全土。

国外ではユーラシア大陸・北米大陸。

自転車屋の生き物歳時記  ルリシジミ

2020/08/26

伏見城の戦い

8月26日
水曜日

伏見城の戦い

1600年8月26日
(慶長5年7月18日)

伏見城の戦いが始まる。

伏見城の戦い(ふしみじょうのたたかい)は、
1600年8月26日(慶長5年7月18日)から
1600年9月8日(8月1日)まで行われた
関ヶ原の戦いの前哨戦。

豊臣秀吉の死後、
大老・徳川家康は上杉景勝が、
豊臣政権に対して反逆を企てたとして会津征伐を決定。

慶長5年6月18日に伏見を立ち東国へ向かった。

一方、
大坂城にいた前田玄以、増田長盛、長束正家の三奉行は
7月17日に、
家康が大坂城西の丸に残していた留守居役を追放して、
家康に対する13か条の弾劾状を発布した。

これに先立つ7月15日の時点で
家康の家臣鳥居元忠らが在城する伏見城は
籠城を開始しており、
反家康の立場を明らかにした西軍は
これに対する攻撃を準備する。

守る城側の兵力は城兵1800人に
大坂城西の丸から移動してきた
500人を加えた2300人。

本格的な戦闘は19日から開始され、
当初は籠城側が打って出て
前田玄以、長束正家らの屋敷を焼き払うなどするが、
以降は攻め手が昼夜問わず大小の鉄砲を打ちかけ、
さらに22日には
宇喜多秀家勢が加勢するなど圧力を強める。

攻め手は築山(小山)を築いて
そこに大筒・石火矢を設置したり、
堀を埋めるなどするが
十分に防御された城は容易に落ちなかった。

しかし孤立した城は8月1日昼ごろに落城。

鳥居元忠は鉄砲頭鈴木孫三郎に討ち取られ、
他に内藤家長父子・松平家忠・上林竹庵ら以下
800人が討ち死にした。

なお
この伏見城攻防戦の様子を近隣の郷民たちは
小栗栖の山から見物している。

この戦いは、
9月15日に行われることになる
関ヶ原本戦の前哨戦であり、
伏見城に10日以上もの期間をかけたため、
美濃・伊勢方面に対する
その後の西軍の展開が
大きく遅れる要因となったとする説がある。

伏見城の戦い

2020/08/25

自転車屋の生き物歳時記 キアゲハ

8月25日
火曜日

自転車屋の生き物歳時記

キアゲハ

ここ数日
色の鮮やかな
キアゲハを見かける。

キアゲハ(黄揚羽・黄鳳蝶、学名 Papilio machaon)は、
チョウ目・アゲハチョウ科に分類される
チョウの一種である。

ユーラシア大陸と北米大陸に広く分布し、
日本でもナミアゲハとともに
全国でよく見られるアゲハチョウである。

成虫の前翅長は4cm~6cmほど。

ナミアゲハとよく似ているが、
キアゲハは前翅のつけ根が
黒ずんだ色彩で塗りつぶされたようになっていて
ナミアゲハのような縞模様にはならない。

また、
翅の中ほどは黒い線が細く、
和名どおり黄色みが強いので区別できる。

成虫は4月から10月頃まで、
年に2回~4回ほど発生する。

海岸植物から高山植物までを含む
セリ科植物を食草とするため生息地も幅広く、
海岸から市街地、農村、山地、さらには高山帯までと、
いろいろな場所で見られる。

雄成虫には独特の香りがあるが、
成分としてはリナロール、ゲラニルアセトン、n-ドデカン
などが検出されている。

幼虫の食草は
セリ、ハマウド、シシウドなどのセリ科植物である。

葉だけではなく花序や若い果実をも好んで食べて育つ。

ニンジン、ミツバ、アシタバ、パセリなどの
野菜も食草となるので、
これらが栽培される畑でも幼虫が見られる。

都会でも家庭菜園で
パセリなどを栽培するとたちまち成虫が産卵していき、
幼虫を見ることができる。

まれに屋外で
キハダ、ミカン類などのミカン科植物に
幼虫が発見されることがある。

ミカン科以外にも
ベニバナボロギク(キク科)、
ウスバサイシン(ウマノスズクサ科)、
ミツバオウレン(キンポウゲ科)、
ギョリュウ(ギョリュウ科)を食べる幼虫が
自然状態で観察され、
正常の成虫が羽化した例が知られており、
キアゲハはアゲハチョウ科全体の食性の系統を
研究するうえでの重要な鍵をもっていると
考えられている。

幼虫は三齢までは
ナミアゲハと同様に鳥の糞に似せた保護色をしているが、四齢幼虫では白地に黄色と黒の斑点模様の警戒色となる。

五齢幼虫では
さらに黄緑と黒のしま模様に変化し、
黒いしまの部分には橙色の斑点が乗る。

冬は蛹で越冬する。

冬型の蛹は-196℃の低温にも耐えられる。

自転車屋の生き物歳時記  キアゲハ