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2021/06/08

健康に良い食べられる野草シリーズ ナズナ

6月8日
火曜日

健康に良い食べられる野草シリーズ

ナズナ

いわゆる
ペンペン草ですな。

雑草扱いされることが多いが、
有用植物として日本では昔から人々に利用されている。

日本では
正月7日の七草がゆには欠かせない食材として、
若葉は食用に用いられている。

若苗のころの若葉に含まれるミネラル中には
鉄分やマンガンも多く、
常食すれば補血に役立つものと考えられている。

薬用にも用いられていて、
開花期の全草に
コリン、アセチルコリン、フマル酸、パルミチ酸、
ビルビ酸、スルファニル酸、シュウ酸、酒石酸
、リンゴ酸、クエン酸、アルギニン・メチオニンなどの
アミノ酸、ショ糖・ソルボスなどの炭水化物、
フラボノイドなどの成分を含んでいる。

アセチルコリン、コリンなどは
副交感神経に対する刺激作用があると言われ、
唾液や胃液の分泌を促し、
血圧降下の作用もあるといわれている。

ナズナは春の七草の一つで、
七草粥にして、古くから茎が立たない
ロゼット状の若苗を食用にする。

特に秋の若苗は、
柔らかで香味がよいと評されている。

食べるときは、
3~4月ころに採取した伸び始める前の若苗を、
2 cmほどに刻んで軽く塩ゆでして、
水にさらして固く絞り、
お浸しや和え物、汁の実にしたり、
軽く塩揉みして漬物にしたりする。

かつては冬季の貴重な野菜であった。

日本の七草粥と同様に、
朝鮮でもナズナの若葉を粥に入れて食する習慣が
古くからあったといわれる。

貝原益軒は『大和本草』で
宋の詩人蘇軾を引用し
「『天生此物為幽人山居之為』コレ味ヨキ故也」
(大意:「天は世を捨て暮らしている人の為に
ナズナを生じた」これは味が良いためである)
と書いている。

七草粥の頃には
春の七草がセットで販売されるが、
それにナズナと称して
タネツケバナが入っている例がある。

開花期の全草を引き抜いて
天日乾燥したものが生薬になり、
薺(せい)・薺菜(せいさい)と称されている。

民間薬として陰干ししたのちに
煎じたり、煮詰めたり、黒焼きするなどしたものは
解熱・下痢・便秘・止血・生理不順・子宮出血
・利尿・慢性腎炎・むくみ
・目の充血や痛みに効くとされ、
各種薬効に優れた薬草として用いられる。

民間療法では、
全草1日量5~10グラムを水500~600ccで
半量になるまで煎じ、
3回に分けて服用する用法が知られている。

ただし、胃腸に熱がある人に対しては
効果が薄いともいわれている。

高血圧や便秘には、
1日量20グラムを煎じて用いるとよいと言われている。

目の充血や痛みなどには、
冷ました煎液で洗うとよいとされる。

健康に良い食べられる野草シリーズ  ナズナ

2021/06/08

大鳴門橋開通記念日

6月8日
火曜日

大鳴門橋開通記念日

1985年(昭和60年)6月8日

大鳴門橋が開通したことを記念。

大鳴門橋(おおなるときょう)は、
兵庫県の南あわじ市福良丙 (淡路島門崎)と
徳島県の鳴門市鳴門町土佐泊浦(大毛島孫崎)間の
鳴門海峡の最狭部を結ぶ吊橋。

本州四国連絡高速道路が管理しており、
本州と四国を結ぶ三つの本四架橋ルートの1つである
神戸淡路鳴門自動車道として供用され、
四国地方と近畿地方の交通の要になっている。

大鳴門橋は
瀬戸内海国立公園および名勝に指定された
鳴門海峡にふさわしい景観をもつ道路として、
1987年(昭和62年)8月10日の道の日に、
旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された
「日本の道100選」に選定された。

顕彰碑は、
大鳴門橋架橋記念館
(鳴門市鳴門町土佐泊浦福池)の前にある。

主には
本州と四国間を移動するための利用が大半であるが、
淡路島南部(南あわじ市、洲本市)から
徳島市や鳴門市へ買物や通院等や、
徳島県から淡路島への観光等にも利用されている。

また、
関西と四国各地を結ぶ高速バスなどの路線バスも
多く運行されている。

大鳴門橋開通記念日

2021/06/07

自転車屋の生き物歳時記 コトヒキ(ヤガタイサキ)

6月7日
月曜日

自転車屋の生き物歳時記

コトヒキ(ヤガタイサキ)

コトヒキ
別名はヤガタイサキ。

小学校6年生の時だから
もう48年前も前の事。

造船所と漁師町のある
金平浜と言う小さな砂浜に
友達と遊びで釣りに行った。

エサのゴカイが
浜で捕れるので
エサ代もかからずそれを使い
ピンポン浮きで浮き釣りをした。

10㎝15㎝ぐらいの
カレイやハゼに加えて
同じサイズのこの魚も良く釣れた。

大人になってからは
他の釣り場では釣った事がないのですが
子供の時に
金平浜だけで釣れたので
自分にとっては
とても懐かしい魚です。

スズキ目シマイサキ科コトヒキ属コトヒキ

全長50cmを超えることもあるほどに大きくなるが、
普通は30cmくらいまで。

吻は丸く、尾鰭に数本の黒色帯が縦に入る。

体側の地色は白色で、黒色の縦帯が3本入るが、
弓形を呈することが特徴。

この黒色縦帯は個体によっては途切れたり、
上下で繋がったり変異がよく見られる。

北海道以南の太平洋岸 (多くは関東地方以南) 、
日本海、瀬戸内海、琉球列島。
~インド-太平洋の熱帯・亜熱帯域。

沿岸浅所や汽水域に生息し、産卵期は夏とされる。

多毛類、魚類、甲殻類などを捕食する動物食性。

幼魚は、遊泳する他の魚の鱗を剥がして食べるという
特異な行動が観察されている。

鰾(うきぶくろ)を使って「グゥグゥ」と鳴き、
これが標準和名の由来「琴弾き」となっている。

美味しい魚であるが、
あまり市場流通することはないようである。

また、観賞用としての需要もある。

自転車屋の生き物歳時記  コトヒキ(ヤガタイサキ)