2021/11/05
縁結びの日
11月5日
金曜日
縁結びの日
島根県の「神話の国・縁結び観光協会」が制定。
旧暦10月(新暦11月ごろ)に
出雲大社に全国の神が集まり
縁結びなどの会議をするとされていること、
「いい(11)ご(5)えん」
(いいご縁)の語呂合せから。
2021/11/04
落ち葉清掃用ごみ袋
11月4日
木曜日
落ち葉清掃用ごみ袋
元婦人会会長さんが
自治会から
落ち葉清掃用ごみ袋ですと
持ってきて下さいました。
今年もまた
落ち葉掃きに励めと
そう言う事やね😅⁉️
2021/11/04
自転車屋の生き物歳時記 タヌキ
11月4日
木曜日
自転車屋の生き物歳時記
タヌキ
先日
夜のウォーキングでタヌキを見かけた。
地元の人なら
場所が分かると思うが
高松橋の歩道から
不二製油の敷地に向かって
動物が小走りに走り去って行った。
犬や猫ではないしイタチでもない。
あのシルエットは
間違いなくタヌキだ。
一応
神戸市内中心部
下町とは言え都会やで⁉️
まだタヌキがおるんやな‼️
タヌキ(狸、Nyctereutes procyonoides)は、
哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属に分類される食肉類。
元々
極東にのみ生息する世界的に見れば珍しい動物であり、
日本、朝鮮半島、中国、ロシア東部などに分布していた。
主に山野に生息しているが、
日本に棲むものは都市部でも見られる。
頭胴長(体長)50 - 68センチメートル。
尾長12.5 - 25センチメートル。
体重4 - 6キログラム。
秋季には体重6 - 10キログラムに達することもある。
冬場に向けてのタヌキは長短の密生した体毛で、
ずんぐりとした体つきに見えるが、
見かけよりは足も尾も長く、
毛がなければ顔つきも犬に似ている。
そのため、
生まれたばかりで毛が短い幼少期は、
犬の子供と間違われて拾われて飼われることもある。
体色はふつう灰褐色で、
目の周りや足は黒っぽくなっているが、
まれに全身が真っ白な白変種の個体も存在する。
幼獣は肩から前足にかけて焦げ茶の体毛で覆われており、有効な保護色となっているが、
成熟すると目立たなくなる。
精巣は、
俗に「狸の金玉八畳敷き」と言われるが、
それほど大きいわけではない。
食肉目の共通の先祖は
森林で樹上生活を送っていたが、
その中から獲物を求めて森林から草原へ活動の場を移し、追跡型の形態と生態を身につけていったのが、
イヌ科のグループである。
タヌキは
湿地・森林での生活に適応したイヌの仲間であり、
追跡形の肉食獣に較べて
水辺の生活にも適した体型である。
胴長短足の体形など、
原始的なイヌ科動物の特徴をよく残している。
湖などの水辺で、下生えの深い環境を好む。
日本の例では
河川や湖・海岸などの周辺にある
広葉樹と針葉樹の混交林を好む。
シベリアの例では
河川や小さい湖の周辺にある沼地や
草原・藪地・広葉樹林などを好み、タイガは避ける。
森林で生活する。
夜行性だが、
人間の影響がない環境では昼間でも活動する。
単独もしくはペアで生活する。
ペアの絆は強く、普通は相手が死ぬまで解消されない。
行動圏は
地域・季節などによって非常に変異が大きい。
本州北部や九州南部では
秋季に49 - 59ヘクタールとする報告例もあるが、
複数の個体の行動域が重複しており、
特に縄張りというものはもっていないようである。
泳ぎはうまく、
日本では本土から金華山までの
約700メートルを泳いだと考えられる例がある。
少なくとも
日本では高さ150センチメートルの金網フェンスの
よじ登りに成功した報告例がある。
巣穴は自分で掘るだけでなく、
自然に開いた穴やアナグマ類やキツネ類の巣穴も利用し、積み藁や廃屋などの人工物を利用することもある。
本種には
複数の個体が特定の場所に糞をする「ため糞(ふん)」
という習性がある。
1頭のタヌキの行動範囲の中には、
約10か所のため糞場があり、
1晩の餌場巡回で、そのうちの2、3か所を使う。
ため糞場には、
大きいところになると、直径50cm、高さ20cmもの糞が
積もっているという。
ため糞は、そのにおいによって、
地域の個体同士の情報交換に役立っていると思われる。
糞場のことを「ごーや」や「つか」と呼ぶ地方がある。
死んだふり、寝たふりをするという意味の
「たぬき寝入り」とよばれる言葉は、
猟師が猟銃を撃った時、
その銃声が刺激となってタヌキは「擬死」の状態に入り、猟師が獲物をしとめたと思って
持ち去ろうと油断すると、
その間に擬死が解けて
逃げ去っていってしまうという性質による。
同様の習性を持つことから、
擬死を指す表現として英語圏では
fox sleep(キツネ寝入り)、
それよりさらに一般的なものとして
playing possum(ポッサムのまねをする)
という言いまわしがある。
また「タヌキ」という言葉は、
この「たぬき寝入り」を「タマヌキ(魂の抜けた状態)」と呼んだのが語源であるという説がある。
長い剛毛と密生した柔毛の組み合わせで、
湿地の茂みの中も自由に行動でき、
水生昆虫や魚介類など水生動物も捕食する。
足の指の間の皮膜は、
泥地の歩行や遊泳など水辺での活動を容易にする。
温暖な地域に生息する個体に冬眠の習性はないが、
秋になると冬に備えて脂肪を蓄え、
体重を50%ほども増加させる。
積雪の多い寒冷地では、
冬期に穴ごもりすることが多い。
タヌキのずんぐりしたイメージは、
冬毛の長い上毛による部分も大きく、
夏毛のタヌキは意外にスリムである。
食性は雑食で、
齧歯類、鳥類やその卵、両生類、魚類、昆虫、
多足類、甲殻類、軟体動物、動物の死骸、
植物(葉・芽・果実・堅果・漿果・種子)などを食べる。
イヌ科の動物としては珍しく、
あまり上手くないが木に登る習性があり、
木に登ってカキやビワの果実を食べたりする。
人家近くで残飯を漁ったりすることもある。
捕食者は
タイリクオオカミ、イヌ、オオヤマネコ、クズリ、
イヌワシ、オオワシ、ワシミミズクなどが挙げられる。
繁殖様式は胎生。
発情期は1 - 3月。
1頭のメスへ3 - 4頭のオスが集まり、
ペアが形成されると周囲や互いに
尿をかけて臭いをつける。
陰茎がメスの膣内で膨張して
射精するまで抜けなくなり、
尻合わせのような姿勢で交尾
(交尾結合、タイ)を行う。
妊娠期間は59 - 64日。
5 - 7頭の幼獣を産むが、
最大19頭の幼獣を産んだ例もある。
授乳期間は1か月半から2か月。
生後9 - 11か月で性成熟するが、
繁殖を開始するのは生後2 - 3年以降が多い。