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2021/08/13

左利きの日

8月13日
金曜日

左利きの日

左利きの日(ひだりききのひ)は、
左利きの生活環境の向上に向けた記念日である。

1992年8月13日

イギリスにある「Left-Handers Club」により、
右利き用だけでない誰もが安全に使える道具を
各種メーカーに対して呼びかけることを目的に
提唱・制定された。

同日は提唱者の誕生日である。

日本では
2月10日が「0210」を英語で
「左」を意味する「レフト」と読めることから
2月10日を「左利きの日」
あるいは「左利きグッズの日」としている。

これには
8月13日が盆時期である為、
日本に於いては記念活動等が
困難である事が理由とされている。

左利きのオイラとすれば
8月13日も
2月10日も
両方の左利きの日が
盛り上がればええと思いますが😄

左利きの日

2021/08/13

月遅れ盆迎え火

8月13日
金曜日

月遅れ盆迎え火

本来は
旧暦7月13日であるが、
明治の改暦後は、多くの地域で
月遅れの8月13日に行われる。

お盆に先祖の霊を迎え入れるため野火をたく。

一般的には
7月13日または8月13日の夕刻に行う。

地域によっては御招霊など大掛かりなものもある。

以前からあったが、
年中行事として定着したのは江戸時代といわれている。

また、迎え火の変形として盆提灯がある。

これも同じく先祖の霊を迎え入れるための目印であり、
先祖の霊が滞在しているしるしであるとされる。

函館夜景の日
左利きの日
怪談の日 などもあります。

月遅れ盆迎え火

2021/08/12

自転車屋の生き物歳時記 アブラゼミ

8月12日
木曜日

自転車屋の生き物歳時記

アブラゼミ

ウチの近所には
ほとんど
クマゼミしかいないが
神戸駅周辺には
アブラゼミがいる。

これは
近くの湊川神社に
生息しているからだなと考察する。

アブラゼミ
(油蟬、鳴蜩、学名 Graptopsaltria nigrofuscata)は、
カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)
セミ科に分類されるセミの一種。

褐色の不透明な翅をもつ大型のセミである。

『アブラゼミ』という名前の由来は、
翅が油紙を連想させるため名付けられたという説や、
鳴き声が油を熱したときに撥ねる音に似ているため、
『油蝉(アブラゼミ)』と名付けられた説などがある。

体長は 56-60mm で、
クマゼミより少し小さくミンミンゼミと同程度である。

頭部は胸部より幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい。

体は黒褐色-紺色をしていて、
前胸の背中には大きな褐色の斑点が2つ並ぶ。

セミの多くは透明の翅をもつが、
アブラゼミの翅は前後とも不透明の褐色をしていて、
世界でも珍しい翅全体が不透明のセミである。

なお、この翅は羽化の際は不透明の白色をしている。

抜け殻はクマゼミと似ているが、
ひとまわりほど小さく、全身につやがあり色がやや濃い。

また、抜け殻に泥がつかないのも特徴である。

日本(北海道から九州、屋久島)、
朝鮮半島、中国北部に分布する。

人里から山地まで幅広く生息し、
都市部や果樹園でも多く見ることができる。

南西諸島には
アブラゼミと近縁なリュウキュウアブラゼミが生息する。

このセミは成虫・幼虫ともに湿度の高い環境を好むため、森林部には多いが市街地にはほとんど生息しない。

アブラゼミ減少の原因

都市部の温暖化・乾燥化説

アブラゼミは幼虫・成虫とも、
クマゼミやミンミンゼミと比べると
湿度のやや高い環境を好むという仮説がある。

実際、都市化の進んだ地域では
ヒートアイランド現象による乾燥化によって
アブラゼミにとっては
非常に生息しにくい環境となっており、
乾燥に強い種類のセミが優勢となっている。

つまり、
東京都心部ではミンミンゼミに、
大阪市など西日本太平洋側の大都市中心部では
クマゼミに置き換わっているという説もある。

一方、
大阪市立自然史博物館の調査によれば、
大阪市内のクマゼミは主に乾いた土壌から発生し、
アブラゼミはやや湿った土壌のみから発生するという、
京都市の調査とは全く異なった結果が示された。

これらの調査から、
アブラゼミは都市によって
異なった発生の仕方をしており、
その原因は各都市の気候の違いに求められる、
という仮説が導き出されたのである。

また、
アブラゼミは気温のみならず
湿度からも多大な影響を受ける。

たとえば、年間にわたって
湿度が比較的高い九州南部よりも、
瀬戸内地方の都市部や静岡県の市街地のほうが
アブラゼミの減少ペースが早い。

特に静岡県では、
冬の激しい乾燥が大きな原因となっているとみられる。

この現状を考慮した場合、
上述の仮説は正しいということになるが、
それを明確に立証する研究結果はまだ出ていない。

なお、これらは一部の地域の話であり、
都内23区や都市部の市街地でも
アブラゼミが最も多く生息している場所が現在でも多い。

特に、夏場の高温で知られる埼玉県内は
全く減少しておらず、
アブラゼミを見る機会が最も多い。

東京都内でも全体的にはアブラゼミが最も多い。

野鳥の捕食説

本種が都市で減少した直接の要因として
野鳥による捕食が重要であることが
アメリカ昆虫学会誌に報告されている。

アブラゼミ成虫の天敵は主に野鳥であるが、
都市での捕食圧は極めて高く、
ほとんどのアブラゼミが捕食される。

逆にクマゼミへの捕食圧は、都市では低くなる。

この差は、
それぞれのセミが天敵から逃げる方法
(捕食回避戦略)による。

天敵に気付いたアブラゼミは周辺の樹木に隠れるので、
都市など樹木が粗な環境では
隠れるのに手間取り捕食されやすくなるが、
クマゼミは木に隠れず飛んで逃げるので
周囲の空間が開けているほど効率がよくなるためである。

クマゼミとの関係

上述のように、都市部においては
「湿った所にアブラゼミ、
乾いたところにクマゼミがいる」
との説が唱えられている。

これに対し
京都成安高等学校教諭・米沢信道と生物部の生徒は
10年間の調査を行い
「アブラゼミ、クマゼミはそれぞれ好む木、
嫌いな木があり(樹種嗜好性)
乾湿によってきまるものではない」と解明された。

ただし、この研究結果は
あくまで京都市街地のみの研究結果にすぎず、
大阪市内では上述のとおり
異なった結果が出ていることに注意を要する。

自転車屋の生き物歳時記  アブラゼミ