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2021/09/20

織田信長が佐久間盛を追放

9月20日
月曜日
敬老の日

織田信長が
佐久間信盛を追放

1580年9月20日
(天正8年8月12日)

織田信長、
佐久間信盛に19ヶ条にわたる折檻状を突きつけ追放。

佐久間 信盛(さくま のぶもり)は、
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。

織田氏の宿老。

平手政秀自害から
主君の織田信長による折檻状で
織田氏を離れるまでの約30年間、
織田氏家臣団の筆頭家老として家中を率いた。

尾張佐久間氏の当主。

通称は出羽介、右衛門尉。

子に信栄・信実。

従兄弟に佐久間盛次(佐久間盛政・佐久間安政
・柴田勝政・佐久間勝之の父)がいる。

折檻状の一部を現代語訳にすると

一、大まかに言えば、第一に欲深く、気むずかしく、良い人を抱えようともしない。その上、物事をいい加減に処理するというのだから、つまり親子共々武者の道を心得ていないからこのような事になったのである。

一、与力ばかり使っている。他者からの攻撃に備える際、与力に軍役を勤めさせ、自身で家臣を召抱えず。領地を無駄にし、卑怯な事をしている。

一、信盛の与力や家臣たちまで信栄に遠慮している。自身の思慮を自慢し穏やかなふりをして、綿の中に針を隠し立てたような怖い扱いをするのでこの様になった。

一、信長の代になって30年間奉公してきた間、「信盛の活躍は比類なし」と言われるような働きは一度もない。

一、信長の生涯の内、勝利を失ったのは先年三方ヶ原へ援軍を使わした時で、勝ち負けの習いはあるのは仕方ない。しかし、家康のこともあり、おくれをとったとしても兄弟・身内やしかるべき譜代衆が討死でもしていれば、信盛が運良く戦死を免れても、人々も不審には思わなかっただろうに、一人も死者をだしていない。あまつさえ、もう一人の援軍の将・平手汎秀を見殺しにして平然とした顔をしていることを以てしても、その思慮無きこと紛れもない。

一、こうなればどこかの敵をたいらげ、会稽の恥をすすいだ上で帰参するか、どこかで討死するしかない。

一、親子共々頭をまるめ、高野山にでも隠遁し連々と赦しを乞うのが当然であろう。

右のように数年の間ひとかどの武勲もなく、未練の子細はこのたびの保田の件で思い当たった。そもそも天下を支配している信長に対してたてつく者どもは信盛から始まったのだから、その償いに最後の2か条を実行してみせよ。承知しなければ二度と天下が許すことはないであろう。

要するに
お前は30年も
この信長に仕えていて
何の働きもしていないし
むしろ足を引っ張っただけなので
お前のような家臣は要らん‼️
とっとと出ていけ‼️と言う事ですね。

織田信長が佐久間盛を追放

2021/09/19

自転車屋の生き物歳時記 ギンヤンマ

9月19日
日曜日

自転車屋の生き物歳時記

ギンヤンマ

久しぶりに
ギンヤンマを見た。
近年はあまり見かけなくなったな。

ギンヤンマ(銀蜻蜓、Anax parthenope)は、
蜻蛉目(トンボ目)・ヤンマ科に分類される
トンボの一種。

日本では全国に広く分布し、
ヤンマ類の中ではよく見られる種類である。

頭から尾までは7cm、
翅の長さは5cmほどの大型のトンボである。

ヤンマとしては体長に比して翅が長い。

頭部と胸部が黄緑色、腹部が黄褐色をしている。

オスとメスは胸部と腹部の境界部分の色で区別でき、
オスは水色だがメスは黄緑色である。

翅は透明だがやや褐色を帯びていて、
メスの方が翅色が濃い。

昔はオスを「ギン」、メスを「チャン」と呼んでいた。

基亜種は
日本を含む東アジア、インド、
カザフスタンまで分布する。

日本に分布するのは亜種A. p. juliusで、
日本の他に島嶼部も含めた東アジア全般に生息する。

湖、池、田など、流れがないか、
もしくはごく緩い淡水域に生息する。

ヤンマ類の中では馴染み深い種類で、
各地にいろいろな方言呼称がある。

成虫は4月-11月頃に発生し、
昼間に水域の上空を飛び回る。

飛翔能力は高く、
高速で飛ぶうえにホバリングなどもこなす。

ギンヤンマの成虫は
交尾後にオスとメスが連結したまま、
あるいは、単独で水面に突き出た水草などに止まる。

メスは腹部先端にある産卵管を植物の組織内に突き刺し、
1粒ずつ産卵する。

孵化する幼虫(ヤゴ)は脚が畳まれ、
薄い皮をかぶった前幼虫だが、
植物内から水中に出た直後に最初の脱皮をする。

幼虫は水中で
ミジンコ、アカムシ、ボウフラなどを捕食して成長する。

大きくなると
メダカなどの小魚やオタマジャクシなども
捕食するようになり、えさが少ないと共食いもする。

越冬も幼虫で行う。

終齢幼虫までに要する脱皮の回数は
トンボの種類によって異なるが、
ギンヤンマは前幼虫からの脱皮を含め13回の脱皮を行う。

成長した幼虫は緑褐色で体毛は少なく、
前後に細長いヘチマの実のような体型をしている。

充分に成長した終齢幼虫は夜に上陸し、
地面と垂直な場所で羽化を行う。

翅と腹を伸ばし、
体が固まった成虫は朝になると飛び立つ。

国際自然保護連合(IUCN)により、
レッドリストの軽度懸念(LC)の指定を受けている。

長野県と高知県で、
レッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。

自転車屋の生き物歳時記  ギンヤンマ

2021/09/19

苗字の日

9月19日
日曜日

苗字の日

明治3年旧暦9月19日
(1870年10月13日)

戸籍整理のため、
太政官布告により
平民も苗字を名乗ることが許されたことを記念。

つまり
明治3年までは
苗字のない人が大多数だった訳ですよ。

苗字の日