2022/07/08
黒船来航
7月8日
金曜日
黒船来航
1853年7月8日
(嘉永6年6月3日)
マシュー・ペリー率いる
アメリカ海軍所属の
東インド艦隊艦船(黒船)4隻が、
江戸湾浦賀湾に来航。
黒船来航(くろふねらいこう)とは、
嘉永6年(1853年)に、
代将マシュー・ペリーが率いる
アメリカ合衆国海軍東インド艦隊の
蒸気船2隻を含む艦船4隻が、
日本に来航した事件。
当初久里浜に来航したが、
当時久里浜の港は砂浜で
黒船が接岸できなかったことから、
幕府は江戸湾浦賀
(神奈川県横須賀市浦賀)に誘導した。
アメリカ合衆国大統領国書が幕府に渡され、
翌年の日米和親条約締結に至った。
日本では主に、
この事件から明治維新までを
「幕末」と呼んでいる。
実はこの当時
外国船は
浦賀のペリーだけではなく
福井や新潟や秋田やら
日本海側にも
ロシアなどの船が頻繁に沖合いに来ていて
民衆が
恐怖に怯えていたと言う事らしいです。
2022/07/07
小暑(しょうしょ)
7月7日
木曜日
七夕
小暑(しょうしょ)
二十四節気の一つ
今年に関しては
もうすでに梅雨明けしていますが
梅雨明けが近付き、
暑さが本格的になるころ。
『暦便覧』には
「大暑来れる前なればなり」と記されている。
蝉が鳴き始める。
この日に至っても
梅雨が入らない場合は
「梅雨入り」の発表は特定できずとなる。
それゆえに、
四国地方、北陸地方、近畿地方などでは
「梅雨入りなし」となることがある。
小暑あるいは
大暑から立秋までの間が暑中で、
暑中見舞いはこの期間内に送る。
小暑の終わりごろに夏の土用に入る。
なお、
暑中見舞いの時期については諸説ある。
終了時期(残暑見舞いに変わる時期)については、立秋で共通しているが、
開始時期については小暑の他、
夏の土用、梅雨明けを以てするとする説もある。
小寒と互いに半年後・半年前である。
大寒と大暑も同じ関係である。
2022/07/06
自転車屋の生き物歳時記 ツマグロヒョウモン
7月6日
水曜日
自転車屋の生き物歳時記
ツマグロヒョウモン
先日
隣家の植木に飛んで来た。
昔は近畿地方にはいなかったチョウだが
最近は
ちょくちょく見かけるようになった。
ツマグロヒョウモンは
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科
ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に
分類されるチョウの一種。
雌の前翅先端部が黒色で
斜めの白帯を持つのが特徴である。
成虫の前翅長は38~45mmほど。
翅の模様は雌雄でかなり異なる。
雌は前翅の先端部表面が黒(黒紫)色地で
白い帯が横断し
ほぼ全面に黒色の斑点が散る。
翅の裏は薄い黄褐色の地に
やや濃い黄褐色の斑点があるが
表の白帯に対応した部分はやはり白帯となる。
また前翅の根元側の地色はピンクである。
アフリカ北東部から
インド、インドシナ半島、オーストラリア、
中国、朝鮮半島、日本までの
熱帯・温帯域に広く分布する。
この分布域は
他のヒョウモンチョウ類が
温帯から寒帯にかけて分布するのとは対照的である。
日本では南西諸島、九州、四国、
本州南西部で見られる。
本州では
1980年代まで近畿地方以西でしか
見られなかったが
徐々に生息域が北上し
1990年代以降には
東海地方から関東地方南部、
富山県・新潟県の平野部で
観察されるようになった。
2002年には
関東地方北部でも目撃報告されている。
成虫は
平地の草原や庭・空き地や道端など
身近なところで見られる。
地域にもよるが
成虫は4月頃から11月頃まで見られ
その間に4~5回発生する。
他のヒョウモンチョウ類が
ほとんど年1回しか発生しないのに対し
多化性という点でも例外的な種類である。
冬は幼虫や蛹で越冬する。
幼虫は
各種スミレ類を食草とし
野生のスミレ類のみならず
園芸種のパンジーやビオラなども食べる。
満腹になると地表に降りて
他の餌を求めて移動するため
花壇に植えた株が次々と
食べられてしまうこともある。