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2022/08/07

8月のあぐろの湯

8月7日
日曜日
立秋

8月のあぐろの湯

8月第一日曜日

あぐろの湯

偶数月は
散髪をして
お風呂&生ビール

8月のあぐろの湯

2022/08/07

立秋(りっしゅう)

8月7日
日曜日

立秋

二十四節気の一つ。

夏が極まり秋の気配が立ち始める日。

七月節(旧暦7月)。

『暦便覧』では
「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と
説明している。

夏至と秋分の中間で、
昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、
この日から立冬の前日までが秋となる。

二十四節気が成立した
中国内陸部は大陸性気候のため
この時期は気温が下がり始めているが、
海に囲まれた日本列島では
ピークがずれ込み猛暑の時期となることが多い。

翌日からの暑さを「残暑」といい、
手紙や文書等の時候の挨拶などで用いられる。

また、
翌日から暑中見舞いではなく
残暑見舞いを出すことになる。

藤原敏行は
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」(古今和歌集)と詠んだ。

この日に至っても
梅雨が明けない場合は
「梅雨明け」の発表はされなくなる。

それゆえに、
東北地方(特に北東北)などでは
「梅雨明け特定せず(梅雨明けなし)」
となることがある。

全国高等学校野球選手権大会も
立秋頃に開幕を迎える。

立秋(りっしゅう)

2022/08/06

自転車屋の生き物歳時記 オイカワ

8月6日
土曜日
広島原爆祈念日

自転車屋の生き物歳時記

オイカワ

中学生の頃
夏休みに
母の田舎の川(揖保川)で釣りをした。

夕方に
テンカラと呼ばれる
小さい毛鉤が5本ついた仕掛けと
仕掛けがよく見える目印をつけて
ヘラブナ竿で川を流すと

地元では
ハエとか
ハエジャコと呼ばれる魚がよく釣れた。

♀はほぼ銀色だが
♂は赤や緑の派手な婚姻色が出ている。

正式和名はオイカワ。

オイカワ(追河、Opsariichthys platypus)は、
コイ科に分類される淡水魚の一種。

西日本と東アジアの一部に分布し、
分布域ではカワムツやウグイなどと並ぶ
身近な川魚である。

釣りの対象としても人気がある。

成魚は体長15cmほどで、
オスの方がメスより大きい。

背中は灰青色、
体側から腹側は銀白色で、
体側に淡いピンクの横斑が数本入る。

三角形の大きな尻びれをもち、
特に成体のオスは大きい。

背中の背びれの前に黄色の紡錘形の斑点がある。

上から見ると
カワムツやヌマムツに似るが、
各ひれがより大きく広がってみえる。

ハスの若魚にもよく似るが、
ハスは横から見ると口が大きく、
唇が「へ」の字に曲がっているので区別できる。

日本国内では
利根川水系と信濃川水系以西の本州各地、
四国の吉野川水系、九州に自然分布する。

国外では朝鮮半島、中国東部、台湾に分布する。

近年改修によって
多くの河川は流れがより緩やかになり、
河床は平坦にされている。

水の汚れや河川改修にも順応する
オイカワにとって、
近年の河川は生息しやすい環境へと変化している。

21世紀初頭の時点では
東日本、屋久島、徳之島などでも記録される
普通種となっている。

日本国内の移動で
生態系への影響も比較的少ないとはいえ、
外来種であることに変わりはない。

改修への順応が低い
ウグイやカマツカなどの魚が減少する中、
生息数が増えている。

草食性の強い雑食性で、
藻類や水草、水生昆虫や
水面に落ちた小昆虫、小型甲殻類などを食べる。

複数回の産卵を行うが、
一回目の産卵の後好ましくない条件下
(出水・増水による環境不適)では
体内に残っている卵は産卵されない事もある。

この残った卵(残存卵巣卵)は過熟卵となるが、
コイと同じように
体内に吸収されると考えられる。

成熟雄は
産卵活動を行ない9月までに死ぬ。

繁殖期は5月~8月で、
この時期のオスは
顔が黒く、体側が水色、腹がピンク、
尾びれを除く各ひれの前縁が赤という
独特の婚姻色を発現し、
顔に追星と呼ばれる凹凸が現れる。

自転車屋の生き物歳時記  オイカワ