2022/08/23
処暑(しょしょ)
8月23日
火曜日
処暑(しょしょ)
二十四節気の一つ。
暑さが峠を越えて後退し始めるころ。
『暦便覧』では
「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。
二百十日・二百二十日とともに
台風襲来の特異日とされている。
現在
台風は襲来していないけど
相変わらずの厳しい残暑ですね。
2022/08/22
金シャチの日
8月22日
月曜日
金シャチの日
愛知県名古屋市の象徴である
名古屋港城大天守閣に載る
「金のしゃちほこ」(金シャチ)を
さらに多くの人に知ってもらい
金シャチにあやかり
名古屋を元気にすることを目的に
名古屋市で鍼灸接骨院を経営する
川村芳彦氏が制定。
日付は
名古屋市の市章が
まるはちであることから8月
数字の2がしゃちほこの形に似ており
左右に2つあることから22日とした。
また
この日に金のしゃちほこにまつわる
人や品物を紹介した
記念イベントを行うことも由来のひとつ。
金の鯱は
1612年
名古屋城天守が竣工した当時
215・3kgの金が使用されていたといわれ
高さは約2・74メートルあった。
しかし
藩財政の悪化により
3度にわたり金板の改鋳を行って
金純度を下げ続けた。
そのため
最後には光沢が鈍ってしまい
これを隠すため
金鯱の周りに金網を張りカモフラージュした。
この金網は
表向きは盗難防止鳥よけのためとされ
戦災により焼失するまで取り付けられていた。
2022/08/22
自転車屋の生き物歳時記 オオスズメバチ
8月22日
月曜日
自転車屋の生き物歳時記
オオスズメバチ
今朝
店先でひときわ大きいスズメバチを見かけた。
オオスズメバチやな❗
幼虫のエサを探しているのか
巣作りの場所を偵察しているのか⁉️
オオスズメバチ
(大雀蜂、学名:Vespa mandarinia)は、
ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科
スズメバチ属昆虫の一種である。
オオスズメバチは、
日本全国および、インドから東南アジア、
東アジアにかけて広く分布する。
日本では北海道から九州に分布しており、
南限は屋久島、種子島近辺である。
2019年には
アメリカ合衆国ワシントン州でも確認された。
さらに
2020年10月には
同州で同国初の営巣が確認された。
体長は
女王バチが40 - 55 mm、働きバチが27 - 40 mm、
雄バチが 27 - 45 mm。
頭部はオレンジ色、胸部は黒色、
腹部は黄色と黒色の縞模様で、羽は茶色。
雄バチは毒針(産卵管)を持たない。
以前は
標準和名としてオオスズメバチのほか、
単にスズメバチを用いることも多かった。
木の根元などの土中、樹洞、人家の床下、
屋根裏などの閉鎖空間に巣を作る。
巣は、枯れ木などから集めた繊維を
唾液のタンパク質で和紙のように固めて
六角形の管を作り、
この管が多数集まった巣盤を数段連ねる。
日本に生息するハチ類の中のみならず、
全ての陸海空の有毒生物中トップクラスの毒を持ち、
かつ攻撃性も高い危険な種である。
オオスズメバチの日本亜種が持っている
毒の半数致死量 (LD50) は4.1mg/kgである。
毒液中にはアルコールの一種からなる
警報フェロモンが含まれており、
巣の危機を仲間に伝える役割も果たしている。
また、本種は毒針のほか、
強力な大顎で噛み付くことで捕食対象を攻撃する。
飛行能力も高く、時速約40 kmで飛翔し、
狩りをする時は
1日で約100 kmもの距離を移動できる持久力も持つ。
夏季に幼虫に与えられる餌は幅広く、
カナブンなどの小、中型甲虫類、
他種のハチ、カメムシ、セミなどの半翅目、
ガやチョウなどの鱗翅目、
あるいはスズメガやカミキリムシの幼虫など
大型のイモムシが頻繁に捕食される。
これらの昆虫が減少する上、
大量の雄蜂と新女王蜂を養育しなければならない
秋口には本種の攻撃性は特に高まり、
返り討ちに遭う危険もある
カマキリ等の大型肉食昆虫を襲ったり、
セイヨウミツバチやキイロスズメバチ、
モンスズメバチ、ニホンミツバチなど、
巨大なコロニーを形成する社会性の蜂の巣を襲撃して
需要を満たすこともある。
襲撃は、
スズメバチ類としては例外的に集団で行われる。
巣の働き蜂を全滅あるいは逃走させた後には、
殺した働き蜂も幼虫の餌とするが、
大量の死骸は処理しきる前に腐敗が始まり
餌に適さなくなるため、
主に占領した巣の中で時間をかけて
大量の生きた蛹や幼虫、
筋肉に富む成虫の胸部などを噛み砕き
ペースト状にした後、肉団子状にして運び出す。
より大型の巣を作り、
多数の働き蜂を擁するキイロスズメバチや
モンスズメバチの巣を襲撃する場合、
オオスズメバチ側にも
大きな被害が出る場合が多いものの、
巣の占領に成功すれば
その損害を補填できるだけの幼虫やさなぎ、
成虫の死骸を収穫できる。
しかし、
チャイロスズメバチの巣を襲撃する場合には、
チャイロスズメバチは他のスズメバチ類に比べて
強靭な外骨格をもつため、
大顎や毒針による攻撃が必ずしも有効に機能せず、
撃退されることもある。
また、クヌギなどの樹液に集まり樹液を採取する。
本種の天敵には
キイロスズメバチやクロスズメバチ類と同様、
ヒトのほかに哺乳類のクマや
野鳥のハチクマなどが挙げられる。
捕食関係ではないが、
夏場の樹液に集まる際に、
小型のカナブンやコクワガタなどの小型の甲虫類には
強気で対応する一方、
カブトムシや大型のクワガタムシなどの
大型の甲虫に対しては
強力な顎と針をもつ本種でも抵抗できず、
餌場を独占される場合が多い。
特にカブトムシが全盛となる
7~8月頃にこの風景はよく見受けられるため、
この時期の本種はカブトムシなどが活動しない 昼間や朝方を狙って樹液に来ることが多くなる。
また、
大型甲虫以外にも本種を追い立てる昆虫に、
オオムラサキがある。
同種のオスの気性は激しく、
樹液を争う際に羽を広げて
本種を追い立てることが知られている。
本種に寄生する昆虫には、
腹部に寄生するネジレバネの一種が挙げられる。
極めて強力な毒と高い攻撃性は
人間にとっても非常に危険なものであり、
毎年同種に刺されたことによる死傷事案が
(特に攻撃的になる秋口に)発生しており、
代表的な害虫の一つとして扱われる。