2022/08/21
旧 鎌倉幕府成立
8月21日
日曜日
源頼朝が征夷大将軍に就任
(旧 鎌倉幕府成立)
1192年8月21日
(建久3年7月12日)
源頼朝が征夷大将軍に就任する。
源 頼朝(みなもと の よりとも)は、
平安時代末期から鎌倉時代初期の武将、政治家。
鎌倉幕府の初代征夷大将軍。
鎌倉幕府(かまくらばくふ)は、
鎌倉時代の日本の武家政権。
同幕府が存在した約150年間を
「鎌倉時代」と呼ぶ。
21世紀に入って学校教育の場で、
鎌倉幕府の成立年が建久3年(1192年)から
文治元年(1185年)に変更されるようになり、
報道の中にはあたかも
「新説」が採用されたかのように
報じられているものがあるが、
第二次世界大戦前に通説扱いされていたのは
文治元年(1185年)説であり、
『大日本史料』や『史料綜覧』も同年以降が
「鎌倉幕府の成立=鎌倉時代の始まり」とみなされ、
『平安遺文』と『鎌倉遺文』の区切りも
同年が採用されている。
その一方で、
文治の勅許が守護・地頭の任命を
許可したものとする見方を否定する研究者もおり、
その立場からは同勅許を前提とした
文治元年(1185年)説は成立しないとされている。
同様に他の説に関しても異論が出されている
(日本国総守護地頭の実在性など)。
歴史学者の川合康は、
鎌倉幕府は東国における反乱軍勢力から、
朝廷に承認されて
平家一門や同族との内乱に勝利して
日本全国に勢力を広げ、
やがて鎌倉殿を頂点とした
独自の権力機構を確立するまで
少なくても3段階の過程を経て成立したもので、
それを特定の1つの時点を切り取って
「鎌倉幕府の成立」としてを論じることは
困難であると指摘している。
これらの議論を踏まえ、
帝国書院などの検定教科書においては、
鎌倉幕府の成立は段階を踏んで整えられ、
成立年についても
「名実ともに『完成した』」という表記を採用している。
2022/08/20
蚊の日
8月20日
土曜日
蚊の日
1897年8月20日
ロナルド・ロスが
ハマダラカの胃から
マラリア原虫を発見したことにちなむ。
ロナルド・ロス
(Ronald Ross, 1857年5月13日
~1932年9月16日)は、
イギリスの医学者・内科医。
インド、アルモーラー生まれ。
インド医務官の職にあった1881年 - 1899年の間、
インドにてマラリアの研究を行い、
1902年には、
リヴァプール大学にて熱帯医学の教授に就任。
1926年には
ロンドンのロス熱帯病研究所及び病院の責任者になった。
1898年、
彼はマラリア原虫がハマダラカの胃にいることを実証し、西アメリカで、
これが感染の原因であることを証明した。
彼はこれにより、
1902年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。
1901年王立協会フェローに選出、
1909年ロイヤル・メダル受賞。
1911年にナイトに叙勲された。
彼はまた、詩や小説、数学の研究を出版した。
このところ
あまりにも暑過ぎて
蚊も飛んでないですな😅
2022/08/20
智恵子抄(ちえこしょう)
8月20日
土曜日
智恵子抄
1941年(昭和16年)8月20日
高村光太郎の詩集『智恵子抄』が刊行。
あどけない空の話
智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。