2022/08/31
野菜の日
8月31日
水曜日
野菜の日/ベジタブルデー
8月31日の
「831」が「やさい」と読めることから。
野菜のよさを見直してもらおうと、
1983年(昭和58年)9月に
食料品流通改善協会や
全国青果物商業協同組合連合会など9団体が制定。
皆さん
野菜をたくさん食べましょう❗
2022/08/31
方広寺の鐘銘事件
8月31日
水曜日
方広寺の鐘銘事件
1614年8月31日
(慶長19年7月26日)
徳川家康が、
豊臣秀頼が再建した方広寺の鐘の
「国家安康」の文字に言いがかりをつけ
落慶法要を延期させる。
大坂冬の陣のきっかけに。
方広寺は
慶長13年(1605年)より再建が開始され、
慶長15年(1610年)6月に地鎮祭、
同年8月に立柱式が実施されて、
慶長17年(1612年)には
大仏に金箔を押すところまで完成。
慶長19年(1614年)には梵鐘が完成し、
徳川家康の承認を得て、
開眼供養の日を待つばかりとなった。
ところが
家康は同年7月26日に開眼供養の延期を命じる。
上記の梵鐘の銘文
(東福寺、南禅寺に住した禅僧文英清韓の作)
のうち「国家安康」「君臣豊楽」の句が
徳川家康の家と康を分断し豊臣を君主とし、
家康及び徳川家を冒瀆するものと看做され、
大坂の陣による豊臣家滅亡を招いたとされる
(方広寺鐘銘事件)。
なお
この事件を徳川方の
言いがかりとする見方がある一方で、
「姓や諱そのものに政治的な価値を求め、
賜姓や偏諱が盛んに行なわれた
武家社会において、
銘文の文言は、
徳川に対して何らの底意を
もたなかったとすれば余りにも無神経。
むろん意図的に用いたとすれば
政局をわきまえない無謀な作文であり、
必ずしも揚げ足をとっての
こじつけとは言えない。
片桐且元ら
豊臣方の不注意をせめないわけにはいかない」
とする指摘もある。
2022/08/30
自転車屋の生き物歳時記 ナツアカネ
8月30日
火曜日
自転車屋の生き物歳時記
ナツアカネ
いわゆる赤トンボの一種。
私が子供の頃は
夏休みの終わり頃に
空き地等で
数十匹の群れが飛んでいるのを良く見かけた。
最近では
数匹ぐらいしか見ないですね。
ナツアカネ
(夏茜、学名 Sympetrum darwinianum )は
アカネ属のトンボの一種。
日本全国に分布する。
成虫は体長33-43mm、
腹長20-28mm、後翅長23-32mm程度で
アキアカネを若干寸詰まりにしたような体型をしている。
マユタテアカネとほぼ同大であるが、
本種の方が胸部が大きく全体的にがっしりしている。
胸部斑紋の形は
アキアカネのものと似ているが、
本種の斑紋は比較的に角を帯びている。
幼虫は典型的な赤とんぼ型のヤゴで、
体長は17mm前後。
ノシメトンボ、リスアカネに似ている。
腹部第8節の側棘の長さは
第9節の末端を大きく超える。
成虫は6月下旬頃から羽化が始まり、
12月上旬頃まで見られる。
平地から丘陵地にかけて広く分布する種で、
明るく開放的な環境を好む。
羽化後はいったん羽化水域を離れて、
付近の樹林の林縁や低山地に移動し、
体が成熟するまでそこで摂食活動を行う。
未熟期には雌雄とも体色は黄褐色をしているが、
成熟した雄は全身が赤化し、
雌も腹部背面が赤化する個体が多い。
アキアカネほど顕著ではないが、
よく集団で移動し、
他種と混ざって観察されることも多い。
小規模な移動を幾度も繰り返す習性があり、
群れが去った後は一頭も見つからないこともある。
成熟した雄は
水域近くに縄張りを持つようになるが、
本種は明確な縄張りの範囲を持たず、
すぐに場所を変える。
産卵は空中から卵を振り落とす打空産卵で、
水のない池畔の草原や水田の稲穂の上などで
雌雄が連結して行うことが多いが、
途中で連結を解いて雌の単独産卵に移行することもある。
この場合は雄が上空でホバリングをしながら、
または付近に静止して
雌の産卵を警護をすることもあるが、
長時間は持続しない。
体格や体色は異なるものの、
国内の種ではマダラナニワトンボと近縁。
異種間連結・異種間交尾・産卵が
観察されることがあり、
稀に種間雑種を生じる。
なお、
姿形が非常によく似ている
アキアカネとは産卵の方式も異なっており、
同属内であっても系統的には
それほど近縁な種類ではない。