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2022/04/05

清明(せいめい)

4月5日
火曜日

清明(せいめい)

二十四節気の一つ。

万物が清々しく明るく美しいころ。

『こよみ便覧』には
三月節に「万物発して清浄明潔なれば、
此芽は何の草としれるなり」と記されている。

様々な花が咲き乱れ、お花見シーズンになる。

「清明」を花言葉にする花は
キンポウゲ科デルフィニウム属の
ヒエンソウ (Delphinium ajacis) である。

中国における清明節は祖先の墓に参り、
草むしりをして墓を掃除する日であり、
「掃墓節」とも呼ばれた。

また、
春を迎えて郊外を散策する日であり、
「踏青節」とも呼ばれた。

『白蛇伝』で許仙と白娘子が出会ったのも
清明節でにぎわう杭州の郊外であった。

また
清明節前に摘んだ茶葉を「明前茶」、
清明から穀雨までの茶葉を「雨前茶」、
穀雨以後の茶葉を「雨後茶」という。

中国で緑茶は清明節に近い時期に摘むほど、
香りと甘みがあり、
高級とされている。

沖縄本島中南部(中頭、島尻)、
伊是名島、伊平屋島、慶良間諸島等では
「清明祭」として取り行われる。

沖縄方言で「シーミー」
(首里では「ウシーミー(御清明)」)と呼ぶ。

これらの地域では
中国の風習と同様に
お墓の掃除をするとともに墓参を行い、
まるでピクニックのような雰囲気で
親類が揃って墓前で祖先と共に食事
(餅や豚肉料理、お菓子、果物など)を
楽しむ風習が見られる。

清明祭は沖縄県外での
「お盆」として紹介される事もあり、
民俗、宗教的意義は異なるにしても似た風習である。

清明祭が行われない地域
(奄美群島、沖縄本島北部(国頭、伊江島)、
久米島、先島諸島)では、
「十六日祭」
(ジュウルクニチ、旧暦の1月16日)
または旧暦の七夕(旧暦7月7日)が代わりに行われる。

清明(せいめい)

2022/04/04

自転車屋の生き物歳時記 モンシロチョウ

4月4日
月曜日

自転車屋の生き物歳時記

モンシロチョウ

モンキチョウは
だいぶん前に見かけたが
モンシロチョウは
本日
今年になって初めて見かけた。

モンシロチョウ
(紋白蝶、学名:Pieris rapae)は、
チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科
シロチョウ科に分類されるチョウの一種。

畑などの身近な環境でよく見られるチョウである。

比較的採取しやすいため、
アゲハチョウの仲間やカイコなどと並び、
チョウ目(鱗翅目)
昆虫の生態や生活環を学習する教材としても
よく活用される。

前翅の長さは3cmほど。

翅は白いが、前翅と後翅の前縁が灰黒色で、
さらに前翅の中央には灰黒色の斑点が2つある。

和名はこの斑点を紋に見立てたもの。

また、
春に発生する成虫は夏に発生する成虫よりも白っぽい。

オスとメスを比較すると、
オスは前翅の黒い部分が小さく、全体的に黄色っぽい。

メスは前翅の黒い部分が多く、
前翅のつけ根が灰色をしている。

なお、
翅にブラックライトを当てると、メスの翅が白く、
オスの翅が黒く見えるため、
オスメスの区別がよりはっきりする。

紫外線は人間には見えないが、
モンシロチョウには見えると考えられていて、
モンシロチョウは
この色の違いでオスメスの判別をしているとみられる。

全世界の温帯、亜寒帯に広く分布する。

広い分布域の中でいくつかの亜種に分かれており、
そのうち日本に分布するのは
亜種 P. r. crucivora とされている。

幼虫の食草は、
キャベツ・ハクサイ・ブロッコリーなどの
アブラナ科植物なので、
農業では放置出来ない害虫で、
農薬による防除の対象である。

モンシロチョウは
葉菜類の栽培に伴って分布を広げてきた。

日本のモンシロチョウは、
奈良時代に
大根の栽培と共に移入されたと考えられている。

北アメリカでは、
1860年頃カナダのケベック州に移入され、
現在では
北はカナダ・アラスカ南部から
南はメキシコ北部まで分布する。

分布域を広げるためか、
まれに大群を作って移動することがある。

日本では、
成虫が3月頃から10月頃まで
長い期間にわたって見られ、
年に4~5回ほど発生するが、
発生する時期や回数は地域によって異なる。

北海道の一部のように
寒冷な地域では年に2回ほどしか発生しないが、
温暖な地域では
年に7回発生することもある。

蛹で越冬する。

ふ化した時は
自分の卵の殻を、脱皮した時はその皮を食べる。

モンシロチョウのオスは
メスを見つけると追いかけて交尾を行う。

モンシロチョウを観察すると
2匹-数匹が固まって飛んでいるのがよく見かけられるが、これは1匹のメスを
複数のオスが追いかけてる場合が多い。

メスが草花などに止まると
これらのオスが交尾しようと近寄る。

ただしメスがすでに交尾済みの場合、
メスは翅を開いて腹部を高く突き出し、
交尾拒否姿勢をとる。

交尾の終わったメスは
キャベツなどのアブラナ科植物にやって来て、
葉の裏で腹部を曲げ、1個ずつ産卵する。

卵は黄色で、
長さ1mmほどのびんのような形をしている。

卵は1週間ほどで孵化(ふか)する。

卵の殻を内側からかじって幼虫が姿を現すが、
孵化したばかりの幼虫は黄色で
短い毛が体の各所に生えており、
アオムシというよりケムシに近い。

孵化した幼虫は
しばらく卵の横で休息し食事に移るが、
最初の食べ物は
葉ではなく自分の入っていた卵の殻である。

卵の殻は蛋白質に富んでおり、最初の栄養分となる。

葉を食べはじめた幼虫は
体色も緑色になり、アオムシとなる。

孵化後蛹になるまでの期間は
暖かい時期には約2週間であり、
その間に4回脱皮し、体長4cmほどに成長する。

蛹になる直前の幼虫はせわしなく動き回り、
蛹になるために適した場所を探す。

適した場所を見つけると壁面に糸の塊を吐き、
そこに上向きになって尾部をくっつける。

さらに頭部を背中側に反らせながら
胸部を固定する糸の帯を吐き、
体を固定した後に脱皮して蛹になる。

越冬世代は数ヶ月ほど蛹のままで過ごすが、
暖かい時期は1週間ほどでも羽化する。

羽化が近くなると蛹は黄色っぽくなり、
皮膚越しに成虫の模様が浮かぶ。

羽化はたいてい朝方に行われる。

蛹の頭部と胸部の境界付近から
皮膚が割れて成虫が顔を出し、
蛹の殻からはい出てくる。

成虫は縮んだ翅に体液を送りこんで翅を伸ばし、
体が乾くと飛びたつ。

成虫の期間は2~3週間ほどで、
この間に交尾・産卵を行う。

自転車屋の生き物歳時記  モンシロチョウ

2022/04/04

キャンディーズ解散コンサート

4月4日
月曜日

キャンディーズ
解散コンサート

1978年(昭和53年)4月4日

キャンディーズが解散。

後楽園に
55000人を動員し、
4時間にわたるコンサートを開催。

ミキちゃんファンだった
高校の同級生が
東京まで観に行きましたね。

もう44年も経つんですね。

キャンディーズ解散コンサート