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2022/06/24

自転車屋の生き物歳時記 サルボウガイ

6月24日
金曜日

自転車屋の生き物歳時記

サルボウガイ

缶詰の赤貝
回転寿司の赤貝などは
このサルボウガイです。

我が国では
山陰で赤貝と呼ばれ
中海が主な産地だったが
水質の変化で激減していたとの事でした。

最近
中国電力が火力発電で使う石灰を
中海に撒いたところ
サルボウガイが増え始めたとの事ですわ。

クイチガイサルボウ
(またはクイチガイサルボオ、喰違猿頬、学名:Anadara inaequivalvis) はフネガイ科アカガイ属の二枚貝である。

分布域は
インド洋中部のインドやスリランカから
インドネシアにかけてと
西太平洋北部の日本の房総半島から
南部のオーストラリア北部かけて棲息している。

外来種として定着が記録されているのは
地中海、アドリア海北部、黒海、アゾフ海(南西部)である。

フィリピン、日本では養殖がおこなわれている。

黒海地域で最初に確認されたのは、
1983年にブルガリア沿岸においてで、
その後、
船舶のバラスト水にまぎれて
アドリア海に侵入した。

その後、
黒海沿岸での生息域をひろげ、
黒海南部から北西部にあるアゾフ海のケルチ海峡近くの
キリリフカ(ロシア語版)及びフェドトヴァ砂嘴(ロシア語版)まで棲息する。

自転車屋の生き物歳時記  サルボウガイ

2022/06/24

日明貿易

6月24日
金曜日

日明貿易

1401年6月24日
(応永8年5月13日)

日明貿易
足利義満が最初の遣明使を派遣。

日明貿易(にちみんぼうえき)は、
室町時代に日本が中国の明朝と行った貿易。

特に室町幕府や大内氏との朝貢貿易は、
倭寇や密貿易と区別し
正式な遣明使船である事が確認できるよう
勘合(勘合符)を使用したことから
勘合貿易(かんごうぼうえき)とも呼ばれる。

室町幕府3代将軍の足利義満は、
博多商人肥富より
対明貿易が莫大な利益を生むことを聞いていた。

義満は1401年(応永8年)に、
肥富と僧祖阿を明へ遣明使として派遣し、
彼らは翌年に明の国書を持ち帰国する。

明使の在日中に
靖難の変で永楽帝が即位すると、
明は再び国書を送り、
日本と明の間に国交と通商の合意が成立した。

日明貿易

2022/06/23

自転車屋の生き物歳時記 マダコ

6月23日
木曜日

自転車屋の生き物歳時記

マダコ

梅雨の雨を吸って
大きくなると言われるタコ

この時期は
タコが旬でもありますし

河内を中心とした関西地区では
夏至から半夏生にかけて
タコを食べる習慣もあるので
今回はマダコについて

マダコ(真蛸) は
タコ目・マダコ科に属するタコの一種。

世界各地の熱帯・温帯海域に広く分布し
日本では一般にタコといえば
本種を指すことが多い。

浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息するが
外洋に面した海域に多く内湾には少ない。

真水を嫌い
汽水域には生息しない。

昼は海底の岩穴や岩の割れ目にひそみ
夜に活動して甲殻類や二枚貝を食べる。

腕で獲物を絡め捕り
毒性を含む唾液を注入して獲物を麻痺させ
腕の吸盤で硬い殻もこじ開けて食べてしまう。

ヒトに対してもかなりの毒性を発揮し
咬まれた場合相当な期間
痛みが続くことがある。

天敵は人間の他にも
海鳥、ウツボ、
沿岸性のサメ、エイなどがいる。

危険を感じると墨を吐き
敵の視覚や嗅覚をくらませる。

腕を自切することもでき
欠けた腕はしばらくすると元通りに再生する。

繁殖期は春から初夏で
交尾したメスは岩陰に潜み
長径2・5mmほどの楕円形の卵を
数万-十数万個も産む。

マダコの卵は房状にかたまり
フジの花のように見えることから
海藤花(かいとうげ)とも呼ばれる。

メスは
孵化するまで餌を摂らずに
卵の下に留まり
漏斗で海水を吹きつけたり
卵を狙う魚などを追い払ったりして
卵の世話をする。

卵は1ヶ月ほどで孵化するが
メスは孵化を見届けた直後に
ほとんど死んでしまう。

孵化直後の子ダコは
体はほぼ透明で
胴体部分が体の大部分を占めるが
体には色素胞があり
腕に吸盤もある。

子ダコは海流に乗って分布を広げるが
この間に多くが他の生物に捕食される。

海底に定着した後は
2〜3年ほどで急激に成長し
繁殖して寿命を終える。

白いものを餌と認識するようで
ラッキョウを餌にして釣りをする。

ミカンの栽培が盛んな地域では
海にミカンが落ちた時に
そのミカンを
食べている様子が確認されるという
珍しいケースも見受けられた。

自転車屋の生き物歳時記  マダコ