2022/07/16
名神高速道路
7月16日
土曜日
名神高速道路
1963年(昭和38年)7月16日
名神高速道路の栗東 - 尼崎が開通。
日本初の都市間高速道路(高速自動車国道)。
新幹線開業の前年にあたる
1963年(昭和38年)7月16日の
名神高速道路 栗東インターチェンジ(IC) - 尼崎インターチェンジ(IC)間(71・7km)の開通は
日本の高速道路開通の歴史の中で
最初となる高速道路の誕生であった。
自動車が道路を
時速100kmで疾走する状況は
当時の世間を沸かせる一大ニュースとなり
前日の7月15日には
名神開通記念として
額面10円の切手が発行された。
1965年(昭和40年)7月1日には
小牧IC - 一宮IC開通によって
名神高速道路の小牧IC - 西宮ICの全線が完成し
これまで名古屋 - 阪神地域間の移動に
自動車で5~6時間を要した時間が
2時間程で結ばれることになった。
開通当初は
高速道路自体が観光名所となっていたため
路肩で弁当を食べ疾走する車を眺めたり
記念撮影したりするなど
今となっては長閑なエピソードも残されている。
また
当時の自動車の性能が
高速連続走行に耐えられなかったことや
ドライバーが高速走行に不慣れだったため
オーバーヒートや燃料切れで
故障する車が続出していた。