2022/09/07
光明皇后
9月7日
水曜日
光明皇后
729年9月7日
(天平元年8月10日)
藤原不比等の娘・光明子(後の光明皇后)が
聖武天皇の妃となる。
初の皇族以外の皇后。
光明皇后(こうみょうこうごう)
大宝元年(701年) -
天平宝字4年6月7日(760年7月27日))
奈良時代の聖武天皇の皇后。
藤原不比等と県犬養橘三千代の女子で
聖武天皇の母である藤原宮子は異母姉。
諱は安宿媛(あすかべひめ)。
通称に光明子(こうみょうし)、
藤三娘(とうさんじょう)。
正式な尊号は
天平応真仁正皇太后(てんぴょう おうしん にんしょう こうたいごう)。
皇族以外から立后する先例を開いた。
光明皇后は仏教に篤く帰依し
東大寺、国分寺の設立を夫に進言したと伝えられる。
また貧しい人に
施しをするための施設「悲田院」
医療施設である「施薬院」を設置して
慈善を行った。
夫の死後四十九日に
遺品などを東大寺に寄進
その宝物を収めるために正倉院が創設された。
さらに、興福寺、法華寺、新薬師寺など
多くの寺院の創建や整備に関わった。
光明皇后は
仏教への帰依と
医療の開発や貧しい人々への施しなど
強い慈悲の心で
多大な社会貢献を行った
天平のマザー・テレサですよ。
2022/09/07
明星チャルメラ
9月7日
水曜日
明星チャルメラ
1966年(昭和41年)9月7日
明星食品が
インスタントラーメン「明星チャルメラ」発売。
現在でも、
明星食品の看板商品である
「明星チャルメラ」が発売されたのは
1966年のことでした。
当時は「ワンタンメン」
(エースコック、1963年)、
「長崎タンメン」
(サンヨー食品、1964年)といった
淡白系の名作即席麺が次々と発売され、
支持を集めていました。
そんな中、
夜の街に客寄せ
のチャルメラを吹きながら屋台を引く
「チャルメラおじさん」が出す
コクのある醤油味のラーメンは、
顧客の心を見事に掴み大ヒット、
明星食品はこのヒットにより
当時の業界首位に立ちました。
チャルメラも
56歳になりましたか❗
昔の
丸い形の麺のチャルメラは
ホタテ貝の出汁が効いていて
美味しかった❗
その後
不味くなってたけど
最近はまた
ホタテ貝の
美味しさが戻って来たね❗
2022/09/07
自転車屋の生き物歳時記 オニオコゼ
9月7日
水曜日
自転車屋の生き物歳時記
オニオコゼ
オニオコゼは
ヤマノカミ(山の神)と呼ばれている。
山の神様は女神様で
とても嫉妬深く
タイ等の美しい魚を奉納すると
狂ったように怒り出すので
醜いオニオコゼを奉納したら
なんだこいつは
これは愉快だと
たいそう喜ばれて願い事を叶えてくれた事から
山の神様に奉納するには
オニオコゼに限ると言う風習が広まり
オニオコゼを山の神と呼ぶようになったようです。
オニオコゼ
(鬼鰧、鬼虎魚、学名:Inimicus japonicus)は、
カサゴ目フサカサゴ科(あるいはオニオコゼ科)
に属する魚類の一種。
単にオコゼとも呼ばれる。
関東以南の太平洋と新潟県以南の日本海、
および東シナ海に分布する
浅海性で、生息範囲は沿岸から水深200mまで。
底生性で、通常はあまり泳ぎ回ることなく海底に潜み、
地味な体色を利用して砂や石に擬態する。
食性は肉食性で、
小魚などを待ち伏せ、素早く捕食する。
体色は褐色系が多いが、色彩変異に富む。
特にオレンジ色の珍しい種類もある。
口は上向きにつく。
体表は他のカサゴ類と同様に
いぼ状・房状の突起が発達し、
皮膚が剥がれているようにも見える。
体長は20cm程度であることが多いが、
最大では全長29cmに達する。
背鰭の棘条に毒腺を備え、刺されると激しく痛む。
背鰭の鰭条は16-18本の棘条と、
5-8本の軟条で構成される。
背鰭の軟条の形態、
鰭膜の切れ込みの形状から
近縁のセトオニオコゼ・ヒメオニオコゼと鑑別される。
ヤマノカミという俗称は、
本種の干物を
山の神への供物にする風習があったことによる。
山の神は不器量なうえ嫉妬深い女神で、
醜いオコゼの顔を見ると、
安心して静まるのだという。
南方熊楠は
随筆『山神オコゼ魚を好むということ』で
このことに触れている。
それによると
和歌山県南部にはオコゼを山の神に奉って
儲けた伝承が幾つか知られ、
たとえば山奥で木を伐採したが
川の水量が少なくて運べなかったとき、
オコゼを奉ると大雨が降って運べるようになったという。
日向地方では猟師が懐にオコゼを隠し持ち、
『これを差し上げるのでイノシシを出してほしい』
と願うと取れる。
その後、
同じ魚を持って同じように願うと、
山の神はオコゼほしさに
何度でもイノシシを出してくれるとも。
日本料理では、
刺身・唐揚げ・吸い物などに利用される。
非常に美味であるとともに可食部が少ないことから、
日本では一般に高級魚として扱われる。
最近は個体数が減っており、
香川県などでは養殖も行われている。