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2022/09/29

招き猫の日

9月29日
木曜日

招き猫の日

来る福(929)から
日本招き猫協会が制定。

福はどんどん来てよ!
なんぼでも大歓迎するよ😄

招き猫の日

2022/09/28

ヤクルト優勝

9月28日
水曜日

ヤクルト優勝

水曜日の朝は
ヤクルトのお姉さんが
ヤクルト1週間分を届けに来てくれる。

プロ野球の
ヤクルトスワローズが優勝したので
いつものヤクルト400LTに
祝優勝の
ヤクルト400Wが1本付いて来た。

ヤクルト優勝

2022/09/27

菅義偉前総理大臣 追悼の辞 全文

9月27日
火曜日

安倍晋三元総理大臣国葬儀

菅義偉前総理大臣

追悼の辞全文

7月8日でした、

信じられない一報を耳にし、
とにかく一命をとりとめてほしい。

あなたにお目にかかりたい。

同じ空間で同じ空気を共にしたい。

その一心で現地に向かい、
そしてあなたならではの温かなほほ笑みに、
最後の一瞬、接することができました。

あの運命の日から、
80日がたってしまいました。

あれからも朝は来て、日は暮れていきます。

やかましかったセミはいつのまにか鳴りをひそめ、
高い空には秋の雲がたなびくようになり
季節は歩みを進めます。

あなたという人がいないのに、時は過ぎる。

無情でも過ぎていくことに、
私はいまだに許せないものを覚えます。

天はなぜ、
よりにもよってこのような悲劇を現実にし、
生命(いのち)を失ってはならない人から
生命を召し上げてしまったのか。

口惜しくてなりません。

悲しみと怒りを交互に感じながら、
今日のこの日を迎えました。

しかし、
安倍総理とお呼びしますが、ご覧になれますか。

ここ武道館の周りには花をささげよう、
国葬儀に立ちあおうと、
たくさんの人が集まってくれています。

20代、30代の人たちが少なくないようです。

明日を担う若者たちが大勢、
あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。

総理、
あなたは今日よりも明日の方が
よくなる日本を創りたい。

若い人たちに希望を持たせたいという
強い信念を持ち、
毎日、毎日、国民に語りかけておられた。

そして、
日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ。

これがあなたの口癖でした。

次の時代を担う人々が
未来を明るく思い描いて初めて
経済も成長するのだと。

いま、あなたを惜しむ若い人たちが、
こんなにもたくさんいるということは、
歩みをともにした者として、
これ以上にうれしいことはありません。

報われた思いであります。

平成12年、
日本政府は北朝鮮に
コメを送ろうとしておりました。

私は
当選まだ2回の議員でしたが、

「草の根の国民に届くのならよいが、
その保証がない限り、
軍部を肥やすようなことはすべきでない」
と言って、

自民党総務会で
大反対の意見をぶちましたところ、
これが新聞に載りました。

すると、記事を見たあなたは
「会いたい」と
電話をかけてくれました。

「菅さんの言っていることは正しい。
北朝鮮が拉致した日本人を取り戻すため、
一緒に行動してくれればうれしい」と、
そういうお話でした。

信念と迫力に満ちたあの時のあなたの言葉は、
その後の私自身の政治活動の糧となりました。

そのまっすぐな目、
信念を貫こうとする姿勢に打たれ、
私は直感いたしました。

この人こそはいつか総理になる人、
ならねばならない人なのだと、
確信をしたのであります。

私が生涯誇りとするのは、
この確信において、
一度として揺らがなかったことであります。

総理、
あなたは一度、持病が悪くなって、
総理の座をしりぞきました。

そのことを負い目に思って、
二度目の自民党総裁選出馬を
ずいぶんと迷っておられました。

最後には2人で銀座の焼鳥屋に行き、
私は一生懸命、あなたを口説きました。

それが使命だと思ったからです。

3時間後にはようやく、首をタテに振ってくれた。

私はこのことを
「菅義偉、生涯最大の達成」として、
いつまでも誇らしく思うであろうと思います。

総理が官邸にいるときは欠かさず、
一日に一度、気兼ねのない話をしました。

今でも、ふと一人になると、
そうした日々の様子が
まざまざとと蘇ってまいります。

TPP
(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉に入るのを、
私はできれば時間をかけたほうがいい
という立場でした。

総理は
「タイミングを失してはならない。
やるなら早いほうがいい」という意見で、
どちらが正しかったかは、
もはや歴史が証明済みです。

一歩後退すると勢いを失う。

前進してこそ
活路が開けると思っていたのでしょう。

総理、あなたの判断はいつも正しかった。

安倍総理。

日本国はあなたという歴史上
かけがえのないリーダーをいただいたからこそ、

特定秘密保護法、一連の平和安全法制、
改正組織犯罪処罰法など難しかった法案を、

すべて成立をさせることができました。

どの一つを欠いても、
わが国の安全は確固たるものにはならない。

あなたの信念、そして決意に、
私たちはとこしえの感謝を
ささげるものであります。

国難を突破し、強い日本を創る。

そして真の平和国家日本を希求し、
日本をあらゆる分野で世界に貢献できる国にする。

そんな覚悟と決断の毎日が続く中にあっても、
総理、あなたは常に笑顔を絶やさなかった。

いつもまわりの人たちに心を配り、
優しさを降り注いだ。

総理大臣官邸で共に過ごし、
あらゆる苦楽を共にした7年8カ月。

私は本当に幸せでした。

私だけではなく、
すべてのスタッフたちがあの厳しい日々の中で、
明るく生き生きと働いていたことを
思い起こします。

何度でも申し上げます。

安倍総理、あなたはわが国、
日本にとっての真のリーダーでした。

衆議院第1会館1212号室の、
あなたの机には読みかけの本が1冊、ありました。

岡義武著『山県有朋』です。

ここまで読んだという最後のページは、
端を折ってありました。

そしてそのページにはマーカーペンで、
線を引いたところがありました。

しるしをつけた箇所にあったのは、
いみじくも山県有朋が長年の盟友、
伊藤博文に先立たれ、
故人をしのんで詠んだ歌でありました。

総理、今、この歌くらい、
私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。

「かたりあひて 尽しゝ人は 
先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」

「かたりあひて 尽しゝ人は 
先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」

深い悲しみと寂しさを覚えます。

総理、本当にありがとうございました。

どうか安らかに、お休みください。

菅義偉前総理大臣  追悼の辞 全文