2023/07/11
セブン-イレブンの日
7月11日
火曜日
セブン-イレブンの日
コンビニエンスストア
「セブン-イレブン」を運営する
株式会社セブンイレブン・ジャパンが制定。
全国でセブン-イレブン店の
オーナー、従業員、本部社員が
店舗周辺を
一斉清掃する日になっている。
2023/07/11
自転車屋の生き物歳時記 ツマグロカミキリモドキ
7月11日
火曜日
自転車屋の生き物歳時記
ツマグロカミキリモドキ
今の小学生は
どうか分かりませんが
昔は
関西方面の小学生は
コイツを兵隊虫と呼んで
肘の内側に挟んで勝負をした物です。
水膨れが出来たら兵隊虫の勝ち
水膨れが出来なかったら自分の勝ちと言う
荒っぽい遊びでした。
体長9-12mm。
成虫は夏に灯火に飛来する.
沿岸地域に多く、幼虫は朽木の材部を食べる。
初夏のころに朽木で蛹になる。
体液にカンタリジンという毒液をもち、
皮膚の柔らかい部分に触れると水膨れができる。
褐色で細長いが、上翅の先端が黒い。
大阪市内ではかつて、
子供達の間で「兵隊虫」と呼ばれ、
ひじにはさんで勝負するという遊びが流行していた。
出現期は5月~8月。
北海道、本州、四国、九州、南西諸島、世界各地に分布。
2023/07/10
自転車屋の生き物歳時記 ヒラズ
7月10日
月曜日
自転車屋の生き物歳時記
ヒラズゲンセイ
名前を聞きなれない昆虫ですが
近年
神戸市、明石市、三田市、小野市など
兵庫県南部では
多数の目撃例があるようです。
毒を持っているので触らないようにしましょう!
ヒラズゲンセイは
本州の近畿から南の地域や四国、九州、
西南諸島の島々などに分布しており、
以前は本州にはいないとされていましたが
1990年ごろから近畿や中国地方でも
多く確認されるようになりました。
海外においては
タイなどの東南アジアで確認されています。
全長 18~30㎜。
平地から丘陵にかけての地域。
広葉樹の生えた林の周辺で見られますが、
街中や民家などでも生息が確認されています。
木材に住み着いていたという情報もあります。
6~8月の夏の暖かい時期
一般的には7月中旬ごろまで
活動している事が多いようです。
ヒラズゲンセイは
一見すると赤いクワガタムシのような印象を受けますが
実際にはクワガタ科ではなく
ツチハンミョウ科の昆虫です。
ツチハンミョウ科の昆虫の
体や脚の関節から分泌する黄色い体液には
カンタリジンという有毒物質が含まれ、
皮膚に付くと炎症を起こす事があるので
触れないように注意する必要があります。
分布域では自然の豊かな場所だけでなく、
街中で活動している事もあるので
昆虫が好きな子供などが
触ってしまうようなケースもあるようです。
万が一、
ヒラズゲンセイは触れてしまった場合は
なるべく早く水で洗い流した後、
症状があらわれていなくても
皮膚科などで受診する事をおすすめします。
外来種だと言われている場合もあるようですが
日本に入ってきたのは100年近く前の事と言われている為、外来種とは言えないのではないかとも
言われているようです。
ヒラズゲンセイは雌雄で見た目が異なり、
オスは頭部と大顎が大きく、
メスは腹部が長いなどの違いがあります。
また、
幼虫がクマバチの巣などに寄生するという
習性を持ちます。
一部では
毒を持った危険な種だという認識が広がっているので
駆除しようとする動きもあるようですが
ヒラズゲンセイは生息数の少ない
貴重な昆虫でもあるので
県の準絶滅危惧種に指定され
保護されている地域もあります。
このような理由から
現状では駆除したりせずにできるだけ
ただ見守るという対応が推奨されています。
幸い、
ヒラズゲンセイは毒を飛ばしたり
人に向かってくるような事もないとされているので
発見しても必要以上に警戒する必要はないようです。