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2024/01/17

自転車屋の生き物歳時記 カラス

1月17日
水曜日
阪神淡路大震災祈念日

自転車屋の生き物歳時記

カラス

阪神淡路大震災の時
震災の一週間前ぐらいから
神戸市内から
カラスが姿を消したと言う話を聞いた。

奴等は電磁波か何かで
危険を察知して避難していたのだろうか。

カラス(烏、鴉、鵶、雅)は、
鳥類カラス科の1グループ。

日本で
日常的に見られるカラス属のカラスは、
留鳥のハシブトガラスとハシボソガラスの2種である。

日常会話では通常、
これらの全身が黒いカラスを特別に区別することはない。

渡り鳥では、
北海道にワタリガラス、九州にミヤマガラスと
コクマルガラスが冬鳥として飛来する。

迷鳥のニシコクマルガラスとイエガラスを含めると、
計7種が記録されている。

カラス属以外では、
ホシガラスが山間部に生息する。

ハシブトガラスの場合、翼長は32 – 39 cm。

ある程度の社会性を持っており、
協力したり、鳴き声による
意思の疎通を行ったりしている。

遊戯行動(電線にぶら下がる、滑り台で滑る、
雪の斜面を仰向けで滑り降りるなど)を
とることも観察されている。

4色型色覚で色を識別でき、
人間と同じRGBに加えて紫外線も識別できる。

人間の個体を区別して認識する。

雑食性で、
生ゴミや動物の死骸をついばんでいるところが
よく目撃される。

都市部では食物を得るために
ゴミ集積所を荒らすという行動や、
農耕地では農作物を食害するという行動が
問題となっている。

その他にも
昆虫類、小動物(小型哺乳類、鳥類の卵や雛、
爬虫類、両生類、ザリガニなど多数)、
植物の果実・種子、動物の糞なども食べる。

ハシブトガラスは動物食傾向、
ハシボソガラスは植物食傾向が強い。

獲得した食物を物陰に隠し、
後で食べるという貯食行動も行う。

日本では、
ゴミ集積所に防鳥ネットなど
カラス対策が実施されたほか、
罠による捕獲や巣の除去といったヒトによる駆除、
さらに天敵である猛禽類の都市部緑地への進出もあり、
東京都心では
カラスの生息数が2000年頃をピークに減っている。

繁殖期は春から夏で、
一夫一妻制で協力して子育てを行う。

抱卵期間は20日前後、
巣立ちまでの期間は30〜40日程度。

産卵数は2〜5(ハシブトガラス)ないし
3〜5(ハシボソガラス)程度である。

巣は樹上に小枝を組んで作るが、
最近では電柱や看板などに営巣することもあり、
また巣の材料には針金・プラスチックなど
様々な人工物を利用するようになっている。

電柱や送電塔に針金類で営巣した場合、
しばしば短絡の原因となり、問題となっている。

営巣期間中は縄張り意識が強く、
不用意に巣に近づいた
もしくは巣を見つめた人間や動物の個体を敵対者として
認識・記憶し続け、威嚇・攻撃行動が見られる。

威嚇は、
最初は鳴き声によって威嚇し、
次には威嚇行動として、
後方から相手の頭を狙って1メートル以内まで舞い降り
サッと上昇する行動を行い、
遠くへ立ち去るまで数百メートルに亘り
背後から追跡し繰り返す。

攻撃の場合は、
多くは追跡威嚇行動が攻撃化し、
「後方から舞い降りて頭を蹴りつけるか、
頭髪をつかんで引っ張る」というものであり、
怪我をした例は全体の17%であったという報告がある。

巣立ち後も2–3ヶ月程度は家族で群れを組んで生活する。

成鳥はつがいで
ほぼ一年中固定された縄張りを持つが、
若鳥は群れで行動する。

繁殖中のつがいは
巣の周辺でねぐらをとることが多いが、
それ以外の個体は夜間
人が立ち入ることのないよく茂った林や竹林に
集団ねぐらをとる。

近年では、
公園の分布や面積に偏りのある都市ほど
大群でねぐらをとる事例が多く発生している。

ハシボソガラスが
硬くて自分の嘴では砕けない食べ物を
飛行場の滑走路、防波堤、建物の屋上などの
硬い場所に落として割る行動が見られる。

広島県では、カキ貝を落とす例もある。

道路にクルミを置き、
自動車に轢かせて殻を割るという行動が、
日本の都市でみられている。

鉄道のレール上に
ハシボソガラスが石を置くという事件が頻発した。

「JRの人間に巣を撤去されたことに対する復讐として、
列車を転覆させようとしたのでは」と
言われたこともあったが、
実際は敷石(バラスト)の下にパンを貯食した際に、
くわえ上げた石を偶然レール上に置き
それを放置することで起きていたというのが真相であった。

自転車屋の生き物歳時記  カラス

2024/01/17

防災とボランティアの日

1月17日
水曜日
阪神淡路大震災祈念日

防災とボランティアの日

1995年に発生した
阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)に由来し、
閣議で制定された。

ボランティア活動が大きな力になったことから、
災害への備えとともに、
ボランティアの大切さを認識する日とされている。

阪神淡路大震災から
もう29年が経ちました。

今年も元日から
能登半島地震が起こってしまいましたが
これからますます
ボランティアの力が発揮される事と思います。

防災とボランティアの日

2024/01/16

ハブ毛

1月16日
火曜日

ハブ毛

毛虫ではありません。

自転車の
ハブ軸に巻き付けるブラシ状の物ですが
ハブ毛と言います。

昭和の時代には
良く見かけましたが
今や絶滅危惧種ですね。

先週
80代ぐらいのお爺さんから
ご注文を頂きました。

まだ欲しい人はいるもんなんですね。

ハブ毛