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2023/07/10

自転車屋の生き物歳時記 ヒラズ

7月10日
月曜日

自転車屋の生き物歳時記

ヒラズゲンセイ

名前を聞きなれない昆虫ですが
近年
神戸市、明石市、三田市、小野市など
兵庫県南部では
多数の目撃例があるようです。

毒を持っているので触らないようにしましょう!

ヒラズゲンセイは
本州の近畿から南の地域や四国、九州、
西南諸島の島々などに分布しており、
以前は本州にはいないとされていましたが
1990年ごろから近畿や中国地方でも
多く確認されるようになりました。

海外においては
タイなどの東南アジアで確認されています。

全長 18~30㎜。

平地から丘陵にかけての地域。

広葉樹の生えた林の周辺で見られますが、
街中や民家などでも生息が確認されています。

木材に住み着いていたという情報もあります。

6~8月の夏の暖かい時期

一般的には7月中旬ごろまで
活動している事が多いようです。

ヒラズゲンセイは
一見すると赤いクワガタムシのような印象を受けますが
実際にはクワガタ科ではなく
ツチハンミョウ科の昆虫です。

ツチハンミョウ科の昆虫の
体や脚の関節から分泌する黄色い体液には
カンタリジンという有毒物質が含まれ、
皮膚に付くと炎症を起こす事があるので
触れないように注意する必要があります。

分布域では自然の豊かな場所だけでなく、
街中で活動している事もあるので
昆虫が好きな子供などが
触ってしまうようなケースもあるようです。

万が一、
ヒラズゲンセイは触れてしまった場合は
なるべく早く水で洗い流した後、
症状があらわれていなくても
皮膚科などで受診する事をおすすめします。

外来種だと言われている場合もあるようですが
日本に入ってきたのは100年近く前の事と言われている為、外来種とは言えないのではないかとも
言われているようです。

ヒラズゲンセイは雌雄で見た目が異なり、
オスは頭部と大顎が大きく、
メスは腹部が長いなどの違いがあります。

また、
幼虫がクマバチの巣などに寄生するという
習性を持ちます。

一部では
毒を持った危険な種だという認識が広がっているので
駆除しようとする動きもあるようですが
ヒラズゲンセイは生息数の少ない
貴重な昆虫でもあるので
県の準絶滅危惧種に指定され
保護されている地域もあります。

このような理由から
現状では駆除したりせずにできるだけ
ただ見守るという対応が推奨されています。

幸い、
ヒラズゲンセイは毒を飛ばしたり
人に向かってくるような事もないとされているので
発見しても必要以上に警戒する必要はないようです。

自転車屋の生き物歳時記  ヒラズ

2023/07/10

ウルトラマンの日

7月10日
月曜日

ウルトラマンの日

1966年(昭和41年)7月10日

特撮番組『ウルトラマン』の放映が
開始されたことを記念し、
日本記念日協会に申請して認定を受けた。

前番組『ウルトラQ』の最終話が
急遽放送されないことになったため、

穴埋めとしてこの前日に行われた
ウルトラマンの宣伝イベントの模様を
「ウルトラマン前夜祭」として放映した。

ちなみに2013年(平成25年)のこの日

『新ウルトラマン列伝』内にて
円谷プロダクション創立50周年記念作品の
『ウルトラマンギンガ』の第1話が放送された。

ウルトラマンの登場は
当時の幼子の
私らには衝撃的でしたよ‼️

ウルトラマンの日

2023/07/09

自転車屋の生き物歳時記 植物編 アサガオ

7月9日
日曜日

自転車屋の生き物歳時記
植物編

アサガオ

アサガオって昔は
小学校で育てたり
近所にも植えている家がたくさんあったけど
近年はあまり見かけないです。

母がどこからか
アサガオの種を貰って
植木鉢に植えているのが伸びて来たので
支柱を立ててつるを巻かせています。

そのうち
花も咲くでしょう。

アサガオ
(朝顔、牽牛花、学名: Ipomoea nil 、英: Morning glory)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。

日本で最も発達した園芸植物。

古典園芸植物のひとつでもある。

中国語で牽牛。

日本では「蕣」の漢字も当てられる。

つる性で、葉は広三尖形で細毛を有する。

花は大きく開いた円錐形で、真夏に開花する。

1輪の花は、
外側からがく5、花弁5、おしべ5、めしべ1を有する。

5枚の漏斗状の花弁は融合し、漏斗状になっている。

それぞれの花弁の中央に、
放射状の中肋(アサガオでは特に「曜」と呼ばれる)が
走っている。

子房は3つの子房室からなり、
各子房室には2つの胚珠がつくられる。

当該植物が
「朝顔」と呼ばれるようになったのは平安時代からで、
日本への伝来は、
奈良時代末期に遣唐使がその種子を
薬として持ち帰ったものが初めとされる。

アサガオの種の芽になる部分には
下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、
漢名では「牽牛子(けにごし、けんごし)」と呼ばれ、
奈良時代や平安時代には薬用植物として扱われていた。

和漢三才図会には4品種が紹介されている。

なお、
遣唐使が初めてその種を持ち帰ったのは、
奈良時代末期ではなく、平安時代であるとする説もある。

この場合、
古く万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、
本種でなく、キキョウあるいは
ムクゲを指しているとされる。

種子は「牽牛子」(けにごし、けんごし)
と呼ばれる生薬として用いられ、
日本薬局方にも収録されている。

中国の古医書『名医別録』では、
牛を牽いて行き交換の謝礼したことが
名前の由来とされている。

粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。

煎液にしても効かない。

種子は煮ても焼いても炒っても
効能があるものの毒性がとても強く、
素人判断による服用は薦められない。

朝顔の葉を細かに揉み、
便所の糞壺に投じると虫がわかなくなる。

再びわくようになったら再投入する。

自転車屋の生き物歳時記  植物編  アサガオ