2024/04/28
自転車屋の生き物歳時記 クロアゲハ
4月28日
日曜日
自転車屋の生き物歳時記
クロアゲハ
昨日
クロアゲハを見かけた。
去年の年末から今年の始めにかけて
成長を観察していた幼虫が
特徴から
たぶんクロアゲハだったと思うが
蛹になる前に姿を見失った。
アイツが成虫になって
私の前に姿を現せてくれたと
勝手に思っておこう!
クロアゲハ
(黒揚羽、学名Papilio protenor)は、
アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。
成虫の前翅長は45 - 70 ミリメートルほどである。
翅の表裏とも黒色で、
裏面には後翅外縁に赤斑が並び、
日本産のものには尾状突起がある。
オスには後翅前縁に白い帯が見られる。
この白い帯は時間と共に黄味をおびる。
春型は夏型よりも小形で、赤斑が発達し、
色もより濃い黒色をしている。
4月から8月ごろまで年に2 - 4回発生する。
ジャコウアゲハやオナガアゲハ、
カラスアゲハなどと比べて尾状突起が短い。
幼虫はナミアゲハと似ているが、
緑色の部分が濃く暗めである。
台湾、中国からヒマラヤにかけて広く分布し、
日本においては、ssp.demetriusが
本州以南の都市近郊や山地に生息している。
幼虫の食草は、
カラタチ、ユズ、サンショウ、ミヤマシキミ、
ナツミカンなどの柑橘類の葉である。