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2024/04/20

自転車屋の生き物歳時記 植物編 アベリア

4月20日
土曜日

自転車屋の生き物歳時記
植物編

アベリア
(ハナツクバネウツギ)

これも夜のウォーキングで見かける
植え込みに咲いている花ですね。

アベリア(Abelia)とは、
スイカズラ科ツクバネウツギ属(Abelia)に属する
植物の総称。

または、
ツクバネウツギ属の常緑低木の交配種、
アベリア(Abelia × grandiflora)のこと。

本来、アベリア(Abelia)とは
ツクバネウツギ属のラテン名であるが、
園芸的には、学名 A. × grandiflora が指す植物を
この名で呼ぶのが普通である。

この植物は、
中国原産の Abelia chinensis
(タイワンツクバネウツギの母種)と
Abelia uniflora の交雑といわれている。

ハナツクバネウツギあるいは
ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)とも呼ぶ。

約2メートルくらいの低木で、
春~秋(6〜10月)のかなり長期に渡って、
鐘形の小さい花を多数咲かせる。

花の香りは非常に強い。

花は白色、ふつうやや淡紅色を帯びる。

花冠の内側に網状紋がない。

萼は基部まで2〜5裂し、果実は結実しない。

刈り込みによく耐え丈夫なので、
公園などの生け垣によく使われる。

日本列島の関東以西では
真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、
この時期には
アベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まる。

Linnaea × grandiflora は、
1886年にイタリアのマッジョーレ湖沿いにある Pallanza(現在はヴェルバニア)の
Rovelli というナーセリー(種苗会社)の手によって
最初に育成された。

それは庭の標本植栽の観賞用植物として、
または他の低木と混植した境界で利用される。

殖やすには挿し木の方法を行なう。

栽培は比較的簡単であるが、
まったく丈夫というわけではなく、
強い太陽光線を終日浴びることがないような場所を好む。

この植物は英国でも
まだアベリアの名前で広く登録されている。

淡いピンク色の花が咲き、
幅1.5メートルで高さ1.5メートルに成長する
園芸品種「ホプリーズ (Hopleys)」は、
王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞した。

自転車屋の生き物歳時記 植物編 アベリア

2024/04/20

珈琲牛乳の日

4月20日
土曜日

珈琲牛乳の日

1923年(大正12年)4月20日

守山乳業(株)の創業者
守山謙によって開発された
「珈琲牛乳」が、
東海道線国府津駅で
販売を開始されたことを記念。

珈琲牛乳の日
なんてあるんやね!

子供の頃の銭湯では
高級な飲み物でしたわ。

他には

郵政記念日
女子大の日
青年海外協力隊の日
古川祭
四川料理の日

などがあります

珈琲牛乳の日

2024/04/19

自転車屋の生き物歳時記 植物編 ツツジ

4月19日
金曜日

自転車屋の生き物歳時記
植物編

ツツジ

夜のウォーキングをしていると
街の植え込みの
ツツジの花がもう満開ですね。

ツツジ(躑躅、映山紅)は、
ツツジ科の植物であり、
学術的にはツツジ属(ツツジ属参照)の植物の
総称である。

ただしドウダンツツジのように
ツツジ属に属さないツツジ科の植物にも
ツツジと呼ばれるものがあるので注意が必要である。

主にアジアに広く分布し、
ネパールでは国花となっている。

また、
練馬区など一部の市区町村でも
シンボルにされている場所もある。

日本ではツツジ属の中に含まれる
ツツジやサツキ、シャクナゲを分けて呼ぶ慣習があるが、学術的な分類とは異なる。

最も樹齢の古い古木は、
800年を超え1,000年に及ぶと推定される。

季語は春。

サツキは夏。

ツツジ属の植物は低木から高木で、
葉は常緑または落葉性で互生、果実は蒴果である。

4月の春先から6月の初夏にかけて
漏斗型の特徴的な形の花(先端が五裂している)を数個、枝先につける。

また合弁花類である。

ツツジは「躑躅」と書くが、
「見る人が足を止めるほど美しい」という
言われに由来する。

「躑」と「躅」はいずれも、
たちどまる、たたずむ、の意である。

ツツジ属の花の花弁には斑点状の模様が多く見られる。

これは蜜標(ガイドマークとも)で
蜜を求める昆虫に蜜のありかを示している模様であることがよく知られている。

蜜標によって花に潜り込む昆虫による
受粉ができるように雄蕊がついており、
雌蕊の柱頭は蜜標のある方に曲がっている。

人間でも花を上手に採ると
花片の下から蜜を吸うことができるが、
多くの種に致死性になりうる
毒成分のグラヤノトキシンなどが含まれ、
特に多く含む
レンゲツツジは庭木として利用されることもあるので
注意しなければならない。

中毒症状としては、嘔吐、痙攣、下痢などを起こす。

園芸用として交雑種が多く安全な種との見分けは、
専門家でもないかぎり不可能で、
児童などが中毒を起こす報告がされている。

交雑種が多く毒の含有量も様々であるが、
ネジキの場合、牛は体重の1%の摂取で死ぬ。

自転車屋の生き物歳時記 植物編 ツツジ