2024/05/14
自転車屋の生き物歳時記 植物編 カタバミ
5月14日
火曜日
自転車屋の生き物歳時記
植物編
カタバミ
どこにでも良く生えていますね。
クローバー(しろつめぐさ)と
間違える人がいる
ハート型の三つ葉の草ですよ。
カタバミ(片喰み・酢漿草、学名: Oxalis corniculata)はカタバミ科カタバミ属の多年草。
日本の地方名には
「かがみぐさ」「すいば」「しょっぱぐさ」
「すずめぐさ」「ねこあし」
「もんかたばみ」などがあり、
『日本方言大辞典』には180種以上が記録されている。
中国名は酢漿草。
中国では
「三葉酸草」「老鴨嘴」「酸味草」
「満天星」などの別名がある。
日本では近年、
よく似たオッタチカタバミという
帰化種が急増しているが、
古い図鑑には掲載されていないため、
カタバミと誤認されていることもある。
地下に球根を持ち、
さらにその下に大根のような根を下ろす。
地を這う匍匐茎をよく伸ばし、
地表に広がる。
このため、繁殖が早く、
しかも根が深いので駆除に困る雑草の1種である。
葉は球根の先端から束に出る。
葉身は、ハート型の3枚が尖った先端を
寄せ合わせた形の三出複葉で、
頂小葉と側小葉の区別はつきづらい。
ふつう葉の色は黄緑色だが、
赤紫色のアカカタバミという品種もある。
春から秋にかけて、黄色の花を咲かせる。
花びらは5弁。
日向では花を出すが、
日陰に咲いてしまうと花がしぼんでしまうのが
大きな特徴である。
果実は円柱状で先が尖り、真っ直ぐに上を向いてつく。
成熟時には動物などが触れると、
自ら弾けて赤い種子を勢いよく飛ばす。
最大1メートル (m) 程度までの周囲に
飛ばすことができることも繁殖に有利となっている。
葉や茎は、シュウ酸水素ナトリウムなどの
水溶性シュウ酸塩を含んでいるため、咬むと酸っぱい。
シュウ酸は英語で oxalic acid というが、
カタバミ属 (Oxalis) の葉から単離されたことに由来する。
また、葉にはクエン酸、酒石酸も含まれる。
カタバミ属の植物をヒツジが食べると
腎臓障害を起こすとの報告がある。
ヤマトシジミの幼虫が食草とする。
世界中に分布、
ヨーロッパ周辺という話もあるがよく分かっていない。
日本では、本州から九州にかけて分布し、
畑や庭、道ばたなどで見られる。
茎と葉は食べることができ、
熱湯にくぐらせて、酢の物、天ぷら、サラダにすると、
シュウ酸に由来する酸味を味わえる。
全草は酢漿草(サクショウソウ)という生薬名であり、
消炎、解毒、下痢止めなどの作用があるとされる。
臨床実験で肝炎にも効果があったとの報告もある。
民間療法で絞り汁は
虫さされに効果があるとされることがあるが、
『中薬大辞典』に記載は見られない。
鹿児島県に伝わる民間療法によれば、
草や竹などで眼球を突いたときの治療薬として、
葉を水洗いして絞った汁を1滴眼にさせば、
約1時間後には開かなかったまぶたが
開くようになるといわれている。
花言葉は「輝く心」である。
片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)は
日本の家紋の一種である。
平安時代に車紋として使用された記録がある。
前述の通り繁殖力が強く、
一度根付くと絶やすことが困難であることが
「(家が)絶えない」に通じることから、
武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして
家紋の図案として用いられた。
十大家紋の一つに数えられる。
マメ科のクローバー(シロツメクサなど)を
モチーフとしたロゴマーク等で、
小葉部分をハート型としたものが見られる
(ももいろクローバーZのロゴなど)が、
それに一致(小葉部分が3枚の場合)
もしくは似た(小葉部分が4枚の場合)
形の葉を持つのは本種である。
2024/05/14
温度計の日
5月14日
火曜日
温度計の日
水銀温度計を発明した、
ドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイトの
1686年の誕生日に因む。
なお、
この日付はユリウス暦に基づくものであるが、
ファーレンハイトの生地ダンツィヒでは
すでにグレゴリオ暦が使用されており、
グレゴリオ暦では5月24日となる。
しかし、
記念日関連の書籍等には
温度計の日は
5月14日として記載されている。
2024/05/13
植物と昆虫のコミュニケーション
5月13日
月曜日
植物と昆虫のコミュニケーション
先日
NHKのとある番組で
アブラムシに襲われている植物が
アブラムシの天敵であるテントウムシに
アブラムシに襲われている事を
知らせると言うのがあった。
そう言えば
ウチの家の前の街路樹は
4月後半ぐらいになると
必ずアブラムシが付くが
1週間か2週間ぐらい経つと
テントウムシも必ずやってくる。
テントウムシに
助けを求めているんやな!