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2024/03/20

自転車屋の生き物歳時記 バイ(バイガイ)

3月20日
水曜日
春分の日

自転車屋の生き物歳時記

バイ
(バイガイ)

バイ貝は国内においては
北海道の南部よりも南の地域から
九州までに分布しています。

海外では
台湾、東南アジアからインドの近海、
アフリカや中近東付近の海など広い地域で見られます。

英名:[Japanese Babylon]
学名:[Babylonia japonica]

殻長:約70mm

バイ貝は
潮間帯から水深30m位までの浅い海の砂地
または砂泥地に生息している食用の巻貝で、
近年、
全国的に数が減少していて、
その原因は有機スズによる海の汚染ではないかと
言われています。

バイ貝の貝殻は厚みがあり、
基本的には殻皮で覆われています。

その皮をはがすと
殻の表面は滑らかで色は白色
または黄白色の地に大きな褐色の模様が入っています。

また、
貝殻の螺塔は高く、螺層は丸みを帯びていますが、
螺層どうしの境界部分のである縫合は
ハッキリとしています。

バイ貝は
肉食性の貝で死肉を食べるので、
籠に魚の肉を入れたものを海底に沈め、
それを食べに集まったバイ貝を取るという
漁がおこなわれていましたが、
現在は絶滅寸前にまで数が減ってしまったので、
積極的な漁は行われなくなっています。

国内では
個体数が急激に減ってしまったので、
現在ではタイワンバイガイが
台湾から輸入されている状態です。

尚、
バイ貝の貝殻は海岸に打ち上がってくる事から
昔はこのバイ貝の貝殻を
ベイゴマにして遊んでいたそうです

自転車屋の生き物歳時記  バイ(バイガイ)

2024/03/19

自転車屋の生き物歳時記 イボニシ

3月19日
火曜日

自転車屋の生き物歳時記

イボニシ

イボニシ(疣辛螺・疣螺) Thais clavigera は、
腹足綱 アッキガイ科 に分類される
肉食性の巻貝の一種。

極東アジアから東南アジアの一部まで分布し、
潮間帯の岩礁に最も普通に見られる貝の一つ。

しかし分類学的には
未解明の部分もあるとされる。

他の貝類を食べるため養殖業にとっては害貝であるが、
磯で大量に採取し易いために食用にされたり、
鰓下腺(パープル腺)からの分泌液が
貝紫染めに利用されたりする。

日本(北海道南部以南~九州)やロシア極東部、
朝鮮半島、中国沿岸~マレー半島周辺まで広く分布する。

この地域では
潮間帯の岩礁などで最も普通に見られる貝類の一つ。

岩礁以外でも岸壁や堤防、
干潟、河口など様々な場所に棲息し、
転石下などに多産する場合もある。

ただし、
いずれの場所でも石やカキ礁などに
付いていることが多く、
全く泥や砂だけの干潟や砂州などには普通は見られない。

20世紀末頃には、
船舶などのへの生物付着を防止する目的で使用された
有機スズ塗料が海中に溶け出し、
イボニシなどを含む貝類のインポセックス現象
(雌にオスの生殖器ができて不妊化する現象)
が生じたほか、有機スズは一定濃度を超えると
ベリジャー幼生も殺してしまうために
イボニシの個体数が各地で激減したとされるが、
その後の塗料規制により
一部海域では復活しているとも言われている。

独特の苦味があるが、
塩茹でや、煮付け、味噌汁の具などに利用されるほか、
殻のまま潰して作るニシ汁などに利用される。

但し、
一般的に広く流通することはほとんどなく、
産地で消費される事が多い。

また、
他のアッキガイ科と同様、
外套腔内の鰓下腺(パープル腺)からの分泌液を利用して貝紫染めに利用されることがある。

この染色はかつては実用とされていたが、
今日では博物館などの体験学習として
行われることが多い。

他には貝細工にも利用されることがある。

自転車屋の生き物歳時記  イボニシ

2024/03/19

ミュージックの日

3月19日
火曜日

ミュージックの日

音楽関係者の労働団体
・日本音楽家ユニオンが
1991年(平成3年)に制定。

「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合せ。


ミュージックも大事で必要やね。

ミュージックの日