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2024/04/12

自転車屋の生き物歳時記 モンキチョウ

4月12日
金曜日

自転車屋の生き物歳時記

モンキチョウ

昨日
モンシロチョウを見かけたすぐ後に
モンキチョウも見かけました。

発生する時は同時に発生するんやね。

モンキチョウ
(紋黄蝶、Colias erate)は、
シロチョウ科のチョウの一種である。

ヨーロッパ南東部から、
トルコ、中央アジア、日本や台湾まで分布する。

南限はソマリアやエチオピアまで分布している。

前翅長は23-26 mmである。

5月から9月までに飛翔し、年に2回発生する。

幼虫は、
ムラサキウマゴヤシなどのウマゴヤシ属、
クローバー、オノブリキス属、
シナガワハギ属などのような
さまざまなマメ科の植物を食草とする。

C. e. poliographus Motschulsky, 1860
:日本に分布する亜種。

北海道から南西諸島までにわたり広く分布する。

前翅外縁は黒く、翅の中央には銀色の斑紋がある。

雄の翅の地色は黄色、
雌では黄色と白色の2種類がある。

翼開長は約50 mm。

出現期は3-11月頃。

幼虫で越冬し、早春に羽化する。

日当たりのよい公園、明るい草地、
農地 、畑、河原などでよく見られる。

幼虫の食草は、
シロツメクサなどのマメ科の植物である。

マメ科植物のある場所なら、
あらゆる場所に広く分布している。

自転車屋の生き物歳時記  モンキチョウ

2024/04/12

パンの記念日

4月12日
金曜日

パンの記念日

パン食普及協議会が
1983年(昭和58年)3月に制定。

天保13年旧暦4月12日
(1842年5月21日)

伊豆韮山代官の江川英龍が
軍用携帯食糧として作った乾パンが、
日本で初めて焼かれた
パンだといわれることから。

また、
毎月12日を「パンの日」としている。

パンはぜんぜん食べてないな。

もう半年ぐらい食べてないかな。

パンの記念日

2024/04/11

自転車屋の生き物歳時記 モンシロチョウ

4月11日
木曜日

自転車屋の生き物歳時記

モンシロチョウ

今年はどうも
暖かくなるのが遅いようで
今日初めて
モンシロチョウを見かけました。

モンシロチョウ
(紋白蝶、学名:Pieris rapae)は、
シロチョウ科に分類されるチョウの一種。

畑などの身近な環境でよく見られるチョウである。

比較的採取しやすいため、
アゲハチョウの仲間やカイコなどと並び、
チョウ目(鱗翅目)昆虫の生態や生活環を
学習する教材としてもよく活用される。

前翅の長さは3cmほど。

翅は白いが、前翅と後翅の前縁が灰黒色で、
さらに前翅の中央には灰黒色の斑点が2つある。

和名はこの斑点を紋に見立てたもの。

また、春に発生する成虫は
夏に発生する成虫よりも白っぽい。

オスとメスを比較すると、
オスは前翅の黒い部分が小さく、全体的に黄色っぽい。

メスは前翅の黒い部分が多く、
前翅のつけ根が灰色をしている。

なお、翅にブラックライトを当てると、
メスの翅が白く、オスの翅が黒く見えるため、
オスメスの区別がよりはっきりする。

紫外線は人間には見えないが、
モンシロチョウには見えると考えられていて、
モンシロチョウはこの色の違いで
オスメスの判別をしているとみられる。

全世界の温帯、亜寒帯に広く分布する。

広い分布域の中でいくつかの亜種に分かれており、
そのうち日本に分布するのは
亜種 P. r. crucivora とされている。

幼虫の食草は、
キャベツ・ハクサイ・ブロッコリーなどの
アブラナ科植物で、
農業では害虫とされ防除の対象である。

モンシロチョウは
葉菜類の栽培に伴って分布を広げてきた。

日本のモンシロチョウは、
奈良時代に大根の栽培と共に
移入されたと考えられている。

北アメリカでは、
1860年頃カナダのケベック州に移入され、
現在では北はカナダ・アラスカ南部から
南はメキシコ北部まで分布する。

分布域を広げるためか、
まれに大群を作って移動することがある。

日本では、
成虫が3月頃から10月頃まで長い期間にわたって見られ、年に4-5回ほど発生するが、
発生する時期や回数は地域によって異なる。

北海道の一部のように
寒冷な地域では年に2回ほどしか発生しないが、
温暖な地域では年に7回発生することもある。

蛹で越冬する。

ふ化した時は自分の卵の殻を、
脱皮した時はその皮を食べる。

モンシロチョウのオスは
メスを見つけると追いかけて交尾を行う。

モンシロチョウを観察すると
2匹-数匹が固まって飛んでいるのがよく見かけられるが、これは1匹のメスを
複数のオスが追いかけてる場合が多い。

メスが草花などに止まると
これらのオスが交尾しようと近寄る。

ただしメスがすでに交尾済みの場合、
メスは翅を開いて腹部を高く突き出し、
交尾拒否姿勢をとる。

交尾の終わったメスは
キャベツなどのアブラナ科植物にやって来て、
葉の裏で腹部を曲げ、1個ずつ産卵する。

卵は黄色で、
長さ1mmほどのびんのような形をしている。

卵は1週間ほどで孵化(ふか)する。

卵の殻を内側からかじって幼虫が姿を現すが、
孵化したばかりの幼虫は
黄色で短い毛が体の各所に生えており、
アオムシというよりケムシに近い。

孵化した幼虫は
しばらく卵の横で休息し食事に移るが、
最初の食べ物は葉ではなく
自分の入っていた卵の殻である。

卵の殻は蛋白質に富んでおり、最初の栄養分となる。

葉を食べはじめた幼虫は体色も緑色になり、
アオムシとなる。

孵化後蛹になるまでの期間は
暖かい時期には約2週間であり、
その間に4回脱皮し、体長4cmほどに成長する。

蛹になる直前の幼虫はせわしなく動き回り、
蛹になるために適した場所を探す。

適した場所を見つけると壁面に糸の塊を吐き、
そこに上向きになって尾部をくっつける。

さらに頭部を背中側に反らせながら
胸部を固定する糸の帯を吐き、
体を固定した後に脱皮して蛹になる。

越冬世代は数ヶ月ほど蛹のままで過ごすが、
暖かい時期は1週間ほどでも羽化する。

羽化が近くなると蛹は黄色っぽくなり、
皮膚越しに成虫の模様が浮かぶ。

羽化はたいてい朝方に行われる。

蛹の頭部と胸部の境界付近から
皮膚が割れて成虫が顔を出し、蛹の殻からはい出てくる。

成虫は縮んだ翅に体液を送りこんで翅を伸ばし、
体が乾くと飛びたつ。

成虫の期間は2-3週間ほどで、
この間に交尾・産卵を行う。

自転車屋の生き物歳時記  モンシロチョウ