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2024/10/27

自転車屋の生き物歳時記 植物編 シチヘンゲ

10月27日
日曜日

自転車屋の生き物歳時記
植物編

シチヘンゲ
(ランタナ)

和名がシチヘンゲ
と言う
なかなかイカした名前のこの花は
繁殖力が強いのだろう。

近年は
かなりあちらこちらで
良く見かけるようになった。

ランタナ(Lantana; 学名:Lantana camara)は
クマツヅラ科の常緑小低木。

中南米が原産。

観賞用に栽培される。

和名はシチヘンゲ(七変化)。

鮮やかな色の花をつけ、
その色が次第に変化することに由来する。

学問上はランタナと言った場合、
ランタナ属(シチヘンゲ属)全体を指す。

(日本の)園芸上は単にランタナと言った場合、
コバノランタナ(Lantana montevidensis (Spreng.) Briq.[1])を除くランタナ属の園芸種全体を指すことが多い。

また
本来はランタナ・カマラの和名である
シチヘンゲもランタナ属の園芸種全体の呼称として
用いられることもある。

南アメリカ原産。

世界中に帰化植物として定着している。

日本では小笠原諸島、沖縄諸島に移入分布している。

多数の小花からなる散形花序をつける。

開花後、
時間がたつと次第に花色が変わるため、
同一花序でも外側と内側では花色が異なる
(内側が新しい)。

開花時期がアジサイと重なり葉の形も似ているが、
アジサイとは全く別種で
全体的に小さく花の色は派手である。

果実は黒い液果で
種子に有毒物質であるランタニンを含むが、
鳥が食べ種子を散布する
(種子を噛み砕く可能性の強い哺乳類には有毒だが
鳥類には無毒という液果をもつ植物は多い)。

茎は断面が四角で細かいとげが密生する。

葉は対生し表面がざらついている。

暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。

世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

特に熱帯~亜熱帯気候の土地では、
よほどきちんと管理してないと
そこかしこにこぼれ種で増えてしまい、
そうした気候の土地では
「植えてはいけない花」と言われることさえある。

ランタナ属は
中南米や南欧原産の約150種の低木
または多年草を含む。

熱帯・亜熱帯では広く野生化し、
オーストラリアや東南アジアでは
やっかいな雑草として問題になっている。

ややツル状に横に這って茂みを作り、
茎には細かい逆棘があるため扱いにくい。

他方、
花には多くのチョウが集まり、
花自体の美しさも相まって見応えがある。

日本のような寒い季節がある温帯気候の土地だと、
秋季の切り戻しなどの人為的な越冬対策をしないと
枯れてしまうこともある。

熱帯地方ほど深刻な侵略種ではないためか、
園芸植物として庭に植えられている。

また一部に
ランタナ・ヴェリエガータ
(別名ランタナ・アロハ)のような
種子を作らない品種もあり、
園芸種として流通している。

ランタナ属でよく栽培されるものとしては、
ランタナの他に、
小型で地面を這い赤、紫などの花をつける
コバノランタナ(Lantana montevidensis)、
あるいはこれらの雑種がある。

自転車屋の生き物歳時記  植物編  シチヘンゲ

2024/10/26

御崎児童館ハロウィンパーティ

10月26日
土曜日

御崎児童館(学童保育)
ハロウィンパーティ

先月
御崎児童館より依頼があり
子供たちが来たら
お菓子やオモチャをあげて貰えませんかとの事で
快くお受けした。

最近は
小学生だけではなく
幼児も受け入れていて
8組のグループで
60人以上やって来ました。

御崎児童館ハロウィンパーティ

2024/10/26

自転車屋の生き物歳時記 トビハタ

10月26日
土曜日

自転車屋の生き物歳時記

トビハタ

個体数が少なく珍しい上に
体高が高い事や色合いなどから
メジナ(グレ)に似ている為に
メジナ(グレ)に間違われ易いらしいですが
口の形がハタの仲間の形ですね!

味はクエにも勝るぐらいに
美味らしいですわ。

スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科トビハタ属

Oval grouper 鳶鱠、鱠、鳶鮨、
過魚、石斑、扁鱠(澎湖諸島)

Triso dermopterus (Temminck and Schlegel,1842)

漢字 鳶羽太 Standard Japanese name / Tobihata

由来・語源 田中茂穂の命名。

体色が鳶色(とびいろ)であるから。

「鳶色」とはタカ科トンビの羽の色あい。

海水魚。

沿岸の岩場や砂泥地。

水深22~103m。

新潟県、富山県、山形県、長崎県、愛媛県八幡浜、
相模湾〜宮崎県延岡の太平洋沿岸、
鹿児島県、小笠原諸島。

朝鮮半島東岸南部、台湾、広東省、南沙諸島、
オーストラリア北西岸・南東岸。

本州の暖かい海域から九州までの浅い岩礁域に生息する。

中国や台湾からオーストラリアと生息域は広い。

ハタ科ではあるが
非常にユニークな姿で1属1種の魚だ。

和歌山県田辺で「ますばか」というのは、
「ます」、すなわちクエなどのハタ科の味だけど、
見た目がまるで違うためだろう。

入荷量は非常に少なく、
代表的な産地といえるものはない。

古くは認知度が低く
ハタの仲間であるとわかる人が少なかった。

メジナと混同している人すらいた。

近年では非常に高価であるため、
入荷量が少ない割りに認知度が高くなっている。

珍魚とまではいえないが、
ハタ科の中でも個体数が少なく、
手に入れにくい高級魚のひとつ。

入荷量は非常に少ない。

超高級魚で小さくても非常に高価だ。

漁法  定置網、釣り。

産地 鹿児島県、静岡県、神奈川県

旬は秋から初夏。

鱗はやや硬く、取りにくい。

包丁ですき引きする方がたやすい。

皮は厚みがあり強い。骨はやや硬い。

白身で非常に旨みがある。

脂は身の中に混在。

胃袋、肝もうまい。

粗からは非常によいだしが出る。

自転車屋の生き物歳時記  トビハタ