2024/11/11
自転車屋の生き物歳時記 ナナホシテントウ
11月11日
月曜日
自転車屋の生き物歳時記
ナナホシテントウ
昨日のトレッキングの
旗降山でずいぶん久しぶりに
ナナホシテントウを見かけた。
昔はどこでも良く見かけたけれど
近年はめっきり見なくなったので
個体数が減っているのではないかな?
ナナホシテントウ
(七星瓢虫、七星天道、学名:Coccinella septempunctata)は、テントウムシ科の昆虫の1種。
和名のとおり、赤色の鞘翅に7つの黒い紋がある。
最も普通に見られるテントウムシの一つ。
ナナホシテントウ
Coccinella septempunctata L. は
日本で普通なテントウムシの一つ。
ナミテントウの方がより普通種ではあるが、
本種もそれほど負けておらず、
より多く見られる場合もある。
幼虫、成虫共にアブラムシを食べる益虫であり、
天敵としての利用も含めてよく研究されてもいる。
また、
一般的なテントウムシのイメージとして
よく親しまれている。
真っ赤な派手な前翅に
黒い斑点という目立つ姿もこれに役立っているが、
これは生物学的には警告色と考えられており、
さわると黄色い体液を出すのもその一環である。
素早くはないが、活発によく動く。
枝先まで登っていって、
そこから羽を広げて飛び立つのがよく見かけられる。
触れると擬死にはいるが、
この時に歩脚の関節から黄色い、
いやな臭いの体液を出す。
これは幼虫も同じである。
なお、
体内にはアルカロイドが含まれるため、
鳥はこれを食わないという。
見かけの派手な色は警告色と考えられる。
成虫、幼虫ともに肉食で、アブラムシ類を食べる。
ハダニを食べる例も知られる。
幼虫は共食いもよくする。
これは若齢幼虫に多く、飼育下の実験では、
一齢や二齢は同種の卵塊だけを食べても
次の齢に成長することが可能で、
三齢では幼虫同士の共食いも見られるが、
アブラムシを与えると起こらなくなるという。
また、
三齢以上ではアブラムシを与えないと
成長が進まなかった。
ちなみに、
蛹はほとんど幼虫から攻撃されることがないという。
この種の卵への共食いを、
ある程度習性として定着しており
幼虫の生存率を高める意味があると考えられている。
成虫は集団で冬眠する。
ナミテントウは物陰に大群をつくって越冬するので
よく知られるが、本種はそれとは異なり、
小さな集団で草の根元などに潜る。
ただし温暖な地域では
一部個体が活動することが知られている。
また、
夏にも同様な場所で夏眠をすることが知られている。
このような休眠にススキの株がよく使われることから、
天敵の保護のためにススキの刈り取りに配慮すべき、
との指摘もある。
アジア、ヨーロッパ、北アフリカに広く分布する。
日本には全土に分布し、ごく普通の種である。
明るいところを好み、
日当たりのいい草原などに見られる。
畑地の周辺などに見ることも多い。
なお、
ナミテントウはほぼ同じ大きさで
同じようにアブラムシを食べ、
同じところに混生してみられる。
一般にはナミテントウの方が数が多いとされるが、
ナナホシテントウの方がよく見られることも珍しくなく、特に春にはナナホシが多い傾向がある。
これはナナホシの方が繁殖を早く始めるため、
新成虫の出現が早いためらしい。
また、
ナミテントウの幼虫は
ナナホシテントウの幼虫や蛹を食うことがある。
農業上重要な害虫である
アブラムシ類の重要な天敵としてよく知られており、
農業的に天敵として利用することも多く検討されている。
テントウムシ科の昆虫としては
ナミテントウ
(またはテントウムシ)の方がよく見られるが、
テントウムシといえば
この種の印象であるという指摘がある。
2024/11/11
記念日がとても多い日
11月11日
月曜日
記念日がとても多い日
数字がゾロ目で覚えやすく、
多くの団体や企業がこの日を記念日にしている。
特に形を数字の「1」に見立てた
棒状の食品・日用品の記念日が多い。
2022年11月時点で
日本記念日協会が認定した
11月11日の記念日は59件あり、
一年の中で最も多い日となっていたが、
翌2023年に8月8日の記念日が急増し、
1位が8月8日、2位が10月10日、
3位が11月11日となっている。
2024/11/10
旗降山・鉄拐山・高倉山トレッキング
11月10日
日曜日
旗降山・鉄拐山・高倉山トレッキング
JR塩屋駅~旗降山登山口~旗降山頂~鉄拐山頂~高倉山(おらが茶屋)~高倉台(バス)~JR須磨駅(電車)~JR新長田(徒歩)~菅原通(バス)~自宅
約12500歩きました。
緩いコースですが
ずいぶん久しぶりなので
これでもキツかったですわ。